マッチングアプリのメッセージ方法、プロフィール改善方法などはネットによく書かれていることが多いですが、いざ対面した際にどうするべきか、具体的にまとめられているページは少ないかと思います。
そこで本ページでは、マッチングアプリきっかけで実際デートを行う際に注意したいこと、事前準備などを解説します。
※本記事は男性向けです。女性はデートでどうすれば良いか?なんて考えなくても普通にしていれば異性に困ることはありませんからね。
デートする前の事前準備4ステップ
まずは実際に会うまでにやっておいた方が良い事前準備や、そもそもどう誘うべきかなど、対面でデートする前の段階について解説します。
まずばメッセージでデートに誘おう
マッチングアプリで女性とデートしたいのであれば、まず自分からデートに誘う必要があります。
というのも、大多数の女性は自分から誘うことをしないので、自分から誘わないと始まりません。
デートの誘い方については、マッチングアプリでデートに誘うタイミングはいつがベスト?で詳しくまとめていますが、基本的には、
- マッチングしてその日、もしくは次の日に誘う
- 誘い文句は「ご飯でもどう?」などカジュアルなものでOK
です。
ただしある程度親しい間柄でないと、ハードルが高いデート(カラオケなど密室になりやすいもの)は断られる可能性が上がります。
【誘ってOKがもらえやすいもの】
- ランチ及びディナー
- 映画(趣味が合えば)
- 美術館、博物館(趣味が合えば)
- 公園など(趣味が合えば)
【NGになりやすいもの】
- カラオケ(密室)
- ドライブ(密室)
- 漫画喫茶(密室、ちょっと下品)
基本的には食事(ランチでもディナーでも)が無難ですが、誘う段階で趣味が会えば映画などでも良いと思います。
また、詳しくは後述しますが、駅での待ち合わせは避けましょう。
予定が決まってから実際に会う当日まである程度日数があるケースが多いですが、その間にメッセージはどうするべきか迷いますよね。
経験的に最低でも1日1通くらいはやり取りがあったほうがお互い安心できるので、最低限メッセージを続けることをおすすめします。
めんどくさいのはわかりますし、女性の方もめんどくさくてメッセージを急に送ってこなくなることはよくあります。
しかしこれをやられると結構不安です。
「本当に当日予定通り会えるのだろうか?」
という気持ちになります。
この「会えるかどうかわからない予定」というのは優先度が下がりやすく、ドタキャンや前日キャンセルに繋がりやすいです。
実際筆者である僕自身、急に相手から連絡来なくなったら他の予定入れちゃおうかなという気持ちになります。
なので、最低でも1日1通のメッセージを引き続き行うことをおすすめします。相手から連絡来なくなったらしょうがないですけどね。
食事はどういった場所が良いか

食事が一番無難ですが、食事は「どこで食べるか」「何を食べるか」「予約すべきか」など結構悩ましい部分があります。
これについては賛否両論ありますが、僕の場合基本的に、
- 趣味が合えば場所、食べるものは何でも良い
- 有名なチェーン店はできるだけ避ける
- ディナーであればできるだけ予約した方が良いが必須ではない
と考えます。
マッチングアプリで始めて会うような女性相手に高級レストランやお高い寿司屋、フレンチなどを予約するのは逆にマイナスでしかありません。
僕の場合、具体例を挙げると「一皿800円パスタランチ」「ランチセット1,500円くらいの肉バル」「客単価4,000円~5,000円くらいの居酒屋」などが多いです。
金額や雰囲気よりも重要なことは、
「自分主導で自分が主体となって決めること」
「下手に頑張りすぎていないこと」
です。
基本的に自分で提案し、自分で決めることが重要です。正直かなりめんどくさいですが・・・
ただし相手の職場や家に近い場所で決定する場合は、相手に任せても良いです。ここで自分が頑張って選ぼうとするのはかえって非効率なので「下手に頑張りすぎている感」が出てしまいます。
アポ取りからデート当日までのメッセージについて
会う予定が決まってから、当日まで、アプリ上でメッセージすべきか?LINEに移行すべきか。
アポ取りから実際のデート当日までだけでもどうすれば良いか迷うことばばかりですよね・・・
これについて原則正解はありませんが、
- 当日までこれまでと変わらないペースでメッセージのやり取りをした方が自然
- メッセージはアプリのままでも良いし、LINEに移行して良い
- メッセージで仲を深めるのもあり
という認識でいましょう。
正直この辺りはあまり重要ではないので深く考える必要はありません。
ただし「前日にリマインドのメッセージを送る」だけは必ずやっておいた方が良いです。ここで返信が来ない場合は当日100%ドタキャンになるので被害を防ぐことができます(笑)
関連記事:マッチングアプリでLINEを交換するベストのタイミングとは?簡潔にまとめます
関連記事:マッチングアプリでデートに誘うタイミングはいつがベスト?事例を交えて解説
言ったことがない場所なら下見をしておきたいところ
自分が一度も行ったことがないエリア、場所でデートが決まった場合、できる限り事前に下見をしておくことをおすすめします。
当日遅れてしまったり、勝手がわからずあたふたしてしまうと、印象がとても悪くなってしまうためです。
なのでできれば自分が行ったことある店や土地勘のあるエリアをデート場所に選びましょう。
僕の場合、最近は思考停止でいける新宿の某イタリアンとカフェばかり使っています。
余談ですが、カフェ選びは結構重要です。
カフェは魅力的なチェーン店が多いので、スタバのようなところに頼りがちですが、それらを外した雰囲気の良いカフェに女性を連れて行くと高確率で喜ばれます。かなり好印象。
デート当日の振る舞いを4つのポイントにわけて解説

ここまでデート前日までの事前準備について解説してきました。
ここからは実際にデート当日にどうすれば良いか?
ポイントを4つに絞って解説します。
当日の身だしなみは十分注意しよう

まず一番気をつけたいことは「身だしなみ」です。
人は見た目が9割、という言葉がありますが、その日のデートでの印象の9割は「身だしなみ」で決まります。
※クリックすると詳細が開きます。
それ以外では、
- ヒゲの剃り残しはないか
- フケ、歯磨き粉はついていないか
- 歯をきれいにしているか
などやはり清潔感に細心の注意を払いましょう。
待ち合わせ場所は駅構内、現地集合は避けよう

いざ当日、ここからが本番です。
その前に待ち合わせ場所ですが、人通りが多い駅構内や周辺は避けましょう。
例えば新宿駅や渋谷駅、池袋駅などはあまりにも巨大すぎるため、顔がわからないレベルの人と待ち合わせすると高確率で苦戦します。
また、人通りの多い場所での待ち合わせは多少なりともストレスが生じてしまうため、下手すると相手にストレスを与えた状態でご対面となってしまいます。
待ち合わせに最適な場所は、「アクセスしやすい」「わかりやすい」「人通りが多すぎない」を満たした場所にしましょう。
例えば新宿であれば駅構内から出て徒歩1分程度の店舗の前、渋谷であれば待ち合わせ人口が多いツタヤを避けてマークシティやTOHOシネマズなどがおすすめ。
人通りが少ない小さめの駅であれば駅でも良いと思いますが、やはり構内よりは出口付近がおすすめです。
現地集合は後述するアイスブレイクの機会がなくなってしまうので、できれば現地まで3~5分程度歩く場所での待ち合わせをおすすめします。
5分程度で相手の緊張をほぐそう

最初の5分はアイスブレイク。
アイスブレイクとは初対面の人と会った際に緊張をほぐすための雑談のようなものです。
アイスブレイクは臨機応変に対応する必要はなく、決り文句、鉄板ネタを持っておくと良いです。
- あ、○○に似てるって思いませんでした?よく言われるんですよ(笑)
- 今日来るとき、すごいイチャイチャしてたカップルがいましたよ。そういう人たまにいますよね。
- 昨日寝る前にNetflixでホラー映画見たら、これがすごい怖くて寝不足になってしまいました・・・・
- 今から行くお店なんですけど、店主すげー変な人なんですが、味はすごいよくて(笑)
のようなイメージ。
こういったネタは持っておけばそのまま使えます。
ちなみに以下は僕がよく使うネタです。
「昨日夜寝る前に久しぶりにカップラーメン食べたら朝結構きつかったんですよね。もう歳なのかもしれません(笑)」
「東京のお店って狭いところ多いじゃないですか。僕田舎育ちのせいか、狭いお店が苦手で、まあ今日行くお店もちょっと狭いんですが(笑)」
「こういうアプリで会う時って間違ったら恥ずかしいですよね。だいぶ昔の話ですが、ネット上の人と会う際に、別の人に話しかけたことがあって、全然関係ない人にゼストさんですか?って声かけたら全然違う人で・・・若干トラウマなんですよ(笑)」
実はこれができるとできないでは、女性からの印象が全く違ってきますので、必ず準備しておきましょう。
ここでお店到着まで自然と会話ができれば相手からだいたい好印象に見られます。
先に入店して自分主導で
大多数の女性は男性にリードしてもらいたいと思っています。これはほぼ絶対的です。
なのでお店には必ず先に入り、店員さんとの対応も自分が行いましょう。
着席する場所ですが、基本的に「自分が壁側に座る」ようにしましょう。たまに「レディーファースト」を意識して、上座に座らせた方が良いと考える人もいますが、「相手の方が目上」というマインドでいるとほぼ上手く行きません。
ただしスマートにリードできるならスマートに奥の席に案内するのがベストです。
あくまでマインド的な意味合も含めて、
- スマートにリードして奥の席に軽やかに案内する
- 自分が先に入り、先に進んで奥に座る
- 女性を大事にするべきなので、奥に座ってもらう
3番が一番ダメになりやすいパターンです。
会話は無理に弾ませようとせず自然な流れを意識しよう
着席したらいよいよ会話です。
これに関しては正直一朝一夕でできるものではありません。
ただ、人のコミュニケーションというのは、
- 9割雰囲気
- 1割内容
なので、上手に話せる必要はなく、引き出しも多い必要ありません。
むしろ、アプリでいきなり会う人ですから生まれも育ちも趣味も嗜好も違っていて当然で、そういった接点のない人相手に「会話を合わせることは不可能」と始めから思っておいた方が気が楽です。
ではそういった「会話を合わせることが不可能な相手」とどうコミュニケーションを取っていくか?
一つは「イエスセット」と「バックトラック(オウム返し)」を上手に使うことです。
イエスセットとオウム返しで会話はだいたい成り立つ
イエスセットとは、相手から「YES」という返答をもらうための会話術です。
相手から「イエス」「はい」「そうです」と肯定的な回答を得ることで、円滑なコミュニケーションが取れているように感じさせることができます。
「今日は良い天気ですね!晴れて良かったです!」
と晴れているときに言えば、必ず、
「そうですね!晴れてよかったです!」
と肯定的な返事が返ってきます。
こういった「YES」を引き出す会話術を業界では「イエスセット」と呼ぶようです。
実は話の内容より、お互いの「YES」の数が多ければ多いほど、会話がはずんだように感じることが多いです。
逆にお互い「いいえ」が多い会話は、ぎくしゃくした感じの会話になってしまいます。特に慣れないうちは、「はい」「そうですね」「そう思います」のような肯定的な返答が来る質問を用意しておきましょう。
「今日はお仕事でしたか?(平日の夜の場合)」
「今日はお休みですか?(休日の場合)」
「今週天気良い(悪い)みたいですね」
「今日は暑い(寒い)ですね」
「このお店来るの初めてですよね?」
「明日からお仕事です?」
「明日からお休みです?」
こういった「YES」を引き出す質問をしてゆるっと会話がができるようになたら次は、オウム返しを合わせた質問をします。
「苦手な食べ物とかってありますか?」
「魚介類が少し苦手で・・・」
「魚介類が苦手なんですか。」
というように、質問に対する回答をオウム返しします。
これに関してはあまりやりすぎると不自然な会話になってしまうので、イエスセットも含めて日常的な会話で少しずつ意識して慣れさせることが重要です。
「そうなんですね」
と言われれば、
「そうなんですよ」
と返す。
「これやっておいてほしいんだけど」
「これをやっておけば良いんですね」
というように、日頃から相手の言ったことを復唱してみましょう。
NGな質問をしていない?

会話の内容は基本的に何でも良いです。
経験上、趣味は合わなくて良いですし、相手のことを何も知らなくて良いですし、自分のことを知ってもらう必要もありません。
ただしマイナスなイメージを持たれる「NGな質問」は存在します。
初回のデートでは最後まで以下のような質問は原則しないようにしましょう。
・最寄り駅はどこですか?(自宅を特定できるような質問はNG)
・○○(例えばお母さんなど)っぽいって言われたことありません?
(褒めるつもりでも地雷の可能性があります)
・どこの大学出られたのですか?(良い方向になりにくい)
・どこ(会社名)で働いているのですか?
・その他服や容姿に関する質問
去り際まで最も重要なことは余裕があること
デートでの振る舞いで最も重要なことは「余裕があること」です。
スムーズに合流し、時々冗談を交えつつ余裕のある会話をしながらお店に案内する。
食べ方、喋り方にスマートさと余裕があり、お会計もスムーズに。
デート代は全部払うつもりでいよう
余談ですが、初回の食事代は基本的に自分が支払う気でいる方が良いです。
自分が全部支払うつもりの振る舞いを行い、相手が「出す」というなら、
「そうですね!初対面ですし、少し出して頂けると!」
という感じがスマートです。
ここで知っておいていただきたいのは、全部支払う男性=スマート、余裕があるではないということ。
本当にスマートで余裕のある人は、出すべきところは自分で出し、そうでないところではそうしない、という姿勢を持っています。
また、「始めから男に全部出してもらうという姿勢の女性は除外する」というマインドでいることで、男性としての余裕も生まれてきます。
ただそうは言っても(ずれた)世間の認識に影響されて「(実際に払わなくても)男性が全部払うべき」という認識の女性は少なくないので、とりあえず全部支払うつもりでいることも重要です。
全部出す気の素振りをした場合、あくまで感覚的なものですが、
- 半分以上の人は割と本気で割り勘しようとしてくる
- もう半分のうち7割くらいの人は「出しますよ!」とは言うが、それでも「大丈夫ですよ」というとすんなり財布を引っ込める
- 10人のうち2人くらいは始めから出す気がない
という印象です。
ちなみに年齢がいけばいくほど、年収が低ければ低いほど自分で出そうとしません(笑)
別れ際にLINE交換をしよう

お会計前でも、お店を出た後でも良いですが、次回会う予定も考えつつ、LINEの交換を打診してみましょう。
かれこれアプリで数十人の人にお会いしましたが、ここで断ってきた人は一人もいません(笑)
ただ、交換してメッセージを送っても返ってこない、というのは多々あります。
これに関しては正直どうしようもないです。
少し余談になりますが、女性は男性と違って無数に出会うことができるので、アプリで数十人くらい会っているとかざらです。
数十人の中から、なのでLINEの返信が返ってくる確率は10分の1以下。むしろ返ってくる方がレアなのです・・・
まとめ
ここまでデートでの振る舞いについて解説してきました。
基本的には、
- 清潔感のある見た目を意識して
- 余裕のある振る舞いをし
- 地雷を踏まない
を意識すれば問題なく次のステップに進める可能性は格段に上がります。
しかし最後に少し触れましたが、女性は会おうと思えば何人でも男性と会えるので、平均以下の女性で会ってもアプリにいる無数の男性から選べると思っています。
これまで数十人の男性を「NG」としてきた女性がたくさんいるのです。
なのでアプリで出会って、デートとして先に進む。
というのは実は限られた男性しか実現できません・・・
ただ、ある一定のレベルになり、女性が求める平均点を獲得することができるようになれば、成功率は格段と上がります。
僕の場合、デートで会った女性のうち2~3人に1人くらいは二度目のデートをすることができます。
ちなみに頑張れば月に10人くらいは会うことができるので、二度目のデートにつながる女性は月に3~5人くらいでしょうか。
2度めのデートが実現できればそこから次に進める確率は格段に上がります。
まずは女性が求める平均点を超えられるように頑張っていきましょう。
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