アプリを活用した婚活が一般的になってきた今、大手の一つとなっているのが「ブライダルネット」です。
ブライダルネットは結婚相談所の最大手企業、IBJグループが提供するサービスで、結婚に対して本気度の高い会員が多く、成婚実績も豊富です。
しかし、ブライダルネットを使っていても「うまくマッチングしない」と悩んでいる人は少なくありません。
ブライダルネットを使ってもうまくいかない場合、どのような問題が考えられるのでしょうか。
この記事で解説していきます。
ブライダルネットのレビューをまとめましたのでこちらも合わせてご一読ください。

ブライダルネットは結婚相談所の大手企業であり、東証プライム市場(証券コード6071)に情報している株式会社IBJが運営するマッチングアプリ(マッチングサイト)です。
ユーザー層 | 30代~40代が中心 |
特徴 | 婚活色がかなり強い 女性も有料のため、本気度の高い女性が多い 男性も本気度が高い |
会員数 | 公式は非公開 年間マッチ数20万件以上 |
料金プラン | 月会員プラン:3,980円/月 年会員プラン:24,000円/年 (2年目以降結婚するまで使い放題) |
運営会社 | 株式会社IBJ |
ブライダルネットの仕組みを理解する(最重要)

まずは、ブライダルネットはどのような性質のアプリなのか、他のマッチングアプリと比較しながら解説していきます。
女性も利用料が発生する
ブライダルネットの大きな特徴の一つが、女性にも利用料が発生することです。
通常、マッチングアプリは男性側のみ有料であることが一般的。
ブライダルネットは女性側にも料金負担が発生するため、冷やかしや「とりあえず」の登録が少なくなっています。

結婚に対する本気度が高い
男女ともに、結婚に対する本気度が高い会員が多いのが特徴です。
他のマッチングアプリでは、恋活目的や遊び相手を探すために登録している会員も多いのですが、ブライダルネットは結婚相手探しを前提としているため、こういった会員は少ないです。
事実、公式のアンケートでは、会員の85%が「一年以内に結婚したい」と回答しており、熱量の高さがうかがえます。

年収、独身証明書、学歴証明書の提出がある
ブライダルネットでは、年収と学歴、独身であることに対する証明書を提出できます。
こちらは任意ですが、提出することで情報に偽りがないことをアピールできるため、マッチングにつながりやすくなります。

会員の50%以上が30代
結婚が前提のアプリのため、会員の年齢層もやや高めです。
女性の64%・男性の50%が30代となっています。
20代の利用者は、男女ともに15%未満であり、将来を真剣に考えている大人の出会いの場といえるでしょう。
ブライダルネットを使ってうまく出会えない理由

「ブライダルネットを使っているけど、うまく出会えない」こういった場合、何が問題なのでしょうか。
考えられる理由を解説していきます。
独身証明書など書類を提出していない
独身証明書を初めとした証明書は提出済みでしょうか。
任意提出のため、面倒臭さも手伝って未提出の方も多いのですが、本気で婚活をしたいのであればぜひ提出したいところです。
相手を探すにあたり、まったく条件が同じであれば、証明書を提出している人の方が安心できます。
顔の見えない出会いの場では「既婚者に騙される」「年収を盛って登録される」といったリスクを懸念する人もいるためです。
婚活市場では、同性の会員はライバルです。
多くの中から選ばれるために、なるべく選ばれやすい条件をそろえましょう。
結婚に対する意欲をアピールできていない
結婚に対する意欲をうまくアピールできていない場合も、マッチングにつながりにくくなります。
ブライダルネットの会員は結婚を前提としたパートナーを探している人が大半ですので「結婚する気がないのかな?」と思われると、それだけで候補から外れてしまいます。
たとえば「日記やプロフィールが飲み会や仲間と遊びに行ったことばかり」「洗面所で撮影したキメ顔の自撮り写真をプロフィールに乗せている」場合などは要注意です。
遊び相手を探していると勘違いされる可能性も高いため、注意が必要です。
年齢によるミスマッチ
ブライダルネットは、性別によって年齢層ごとの会員数が異なります。
女性の場合、30代の会員数が突出して多く、40代以降は全体の2割程度と少なくなっています。
一方、男性の場合も30代が多いのは共通していますが、40代以降も4割程度を占めており、ある程度の人数が登録しています。
男性はどうしても年下の女性を好みやすいのですが、全体の4割を占める40代の男性が若い女性を狙うとなると、どうしてもライバルが多くなってしまいます。
というのも多くの20代の女性はできる限り若い男性(30代前半くらい)を理想とし、30代の女性は同年代を理想とします。
ちなみに40歳以上の女性は同年代くらいの男性から少し年下くらいの男性を選びがちです。40歳の女性は46歳の男性よりも35歳の男性の方が断然魅力的なのです。
つまり、40代の男性は20代からも30代からも選ばれづらく、年下を狙おうとするとかなり大変です。
ブライダルネットで出会いのチャンスを増やすには?

ブライダルネットで出会いのチャンスを増やし、成婚の確率を上げるにはどうすればよいのでしょうか。
注意点を見てみましょう。
写真は自然かつ自撮り以外のものを
会員が相手を探す際、プロフィール写真は非常に重要な判断基準となります。
これは婚活サイト(マッチングサイト)という性質上、回避することができない現実です。普段見た目にそれほどこだわりのない女性でも、こういったサイトを使うとそれ以外の判断基準がないため、どうしても写真で判断せざるを得ないのです。
必ずしも写真館などで撮影してもらう必要はありませんが、本気度をアピールするためにも自撮りは避けましょう。
明るく景色の良い場所を選び、自然な笑顔で撮影した写真がベストです。
できれば、友人や家族などに撮ってもらうことをおすすめします。
家族や友人に写真を撮ってもらうことが難しい場合は、タイムチケットやココナラなどを活用することをおすすめします。
タイムチケットやココナラで「マッチングアプリ プロフィール写真」などで検索すると、フォトグラファーがたくさん出てくるので、彼らに撮影を依頼すると良いです。予算はだいたい5,000円くらい。
また、写真撮影をする際、当日に美容室で頭髪を整えて、ある程度清潔感のある服装で臨みましょう。
これまでファッションに気を使ったことがほとんどないという場合は、弊社のファッションレンタルサービスなどを活用しても良いと思います。
日記を活用してみる
ブライダルネットには日記機能がありますので、ぜひ活用してください。
プロフィールだけでは分からない人となりや、日常をアピールする材料になります。
趣味や日常生活に関することなど、ちょっとしたネタができたときに写真付きで投稿してみましょう。
年齢層の近い相手に絞る
あくまで一般論ですが、年齢の離れた相手に対するアプローチは失敗することが多いです。
とくに、40代男性から20代女性へのコンタクトなどは、女性が引いてしまう可能性が高く成功率は低いでしょう。
もちろん、異性の好みは人それぞれですので戦略しだいになる部分もあります。
ただ「せっかくなら若い相手の方が」といった考えは捨てたほうが効率的といえます。
各種証明書は可能な限り出す
真剣さをアピールするためにも、各種証明書は可能な限り提出しましょう。
プロフィールの記載に偽りがないことを証明できるため、それだけでライバルを一歩リードでき、プロフィールを見た人に安心感を与えられます。
カウンセラー(婚シェル)をフル活用する
ブライダルネットには、各会員に担当のカウンセラー(婚シェル)が用意されており、婚活に関する相談ができるようになっています。
婚シェルは婚活のプロであり、会員の強い味方です。
誠実さの伝わるプロフィールの書き方から、デートスポットの選び方まで、さまざまな相談に乗ってくれます。
手探りで戦略を練る場合と比較して、婚活が各段に効率的に進みます。
有料会員であれば利用できますので、フル活用してみましょう。
「あいさつ」する相手をある程度絞る
ブライダルネットには、異性へのファーストコンタクトとしての「あいさつ」機能があり、気になる相手にアプローチできます。
あいさつ機能は一日に送れる人数に制限があり、やみくもに送ってはいたずらに人数を消費してしまいます。
そこで、あいさつ機能を利用する際は、ある程度対象を絞るのがおすすめです。
【あいさつはこんな相手に送るのがおすすめ】
- 自分のプロフィールに足跡をつけてくれた人
- 共通の趣味がある人
- 価値観や考え方が近い人
- そのほか好みに自分が当てはまっている人
短期でパートナーを見つけたい場合、ある程度戦略を立てて効率的にアプリを利用することが大切です。
見込みの高い人から優先的にコンタクトを取ってみてください。
出会えるけど発展しない、いい人が見つからない場合は?

アプリ、サイトを通じて出会うことはできるけど、良い人に出会えない、出会えてもうまくいかないというケースは多いです。
実際筆者自身も、「この人良いな」と思った人が、必ずしも自分を気に入ってもらえるわけもなく、失敗ばかり続きますね。
特に婚活の場合、相手の見極めが良くも悪くも厳しくなってしまうので、
- (自分が)選ばない
- (相手に)選ばれない
ということが大半である可能性が高いです。
対面で会うことは出来ても相手に選ばれず終わる場合
これはもしかしたら男性に多いかもしれません。
こういったマッチングアプリというのは基本的に男性のユーザーが多く、女性が少ない傾向にあります。
また、男性ユーザーは女性から見て「論外」と思う人の比率が多いため、多くの男性が会うことさえ出来ず、対面で会うところまでいける男性は少数派です。
しかし会うところまで進める少数の男性でも、対面で会うとうまくいかないケースはほとんど。
これはその男性に問題があるというよりは、女性側が「会おうと思えばいくらでも会えるから選ぶことが出来なくなっている」というケースが多いです。
結婚を前提に付き合うは重い?でもまとめましたが、婚活をする女性は婚活アプリを使って、将来結婚する男性を探しています。
結婚は原則一度きりの片道切符で、結婚相手を探すということはすなわち将来を寄り添う相手を探していることになります。
そのため婚活女性は極めて慎重に男性を見るので、中々簡単に選ぶことが出来ません。
加えてアプリを使えば何人でも会えるので、婚活女性の多くはこれまで数え切れないくらいの男性とアプリやパーティを通じて対面で話しているケースが多いです。
そういった女性は、よほどのことがない限り、眼の前にいる男性を選ぶことはありません。これまで数え切れないくらいの男性を選んでこなかったわけですから・・・
ブライダルネットのような女性でも費用は発生するアプリにいる婚活女性は、高い確率で無料で婚活できるペアーズなどのマッチングアプリや婚活パーティー、場合によっては結婚相談所も通っています。
それらを通過しても選んでいない女性ですから、難易度はものすごく高いのです。
つまり・・・少なくとも男性は選ばれないのはしょうがない、気にしないようにするしかありません・・・
筆者(30代男)はマッチングアプリでたくさんの女性と会ってきましたが、婚活ガチ勢の女性には全く選ばれませんでした。結婚をかなり意識している人と2回以上会ったのは1人だけで、割合は5%にも満たないです。
最初は「自分は婚活女性に好かれないタイプ」だと思っていましたが、ペアーズで会った婚活女性の大半は1年後もペアーズにログインしていたので、単純に「誰も選んでいない」ということがわかりました。
婚活女性と付き合う難易度は若くて美人でスタイルの良い誰もが振り向く女性と付き合うのとあまり変わりません。
良い相手と出会えず自分が選ぶことができない場合
これは逆に女性に多いです。
写真や年収、学歴などのスペックを見ていざ対面で会っても、
- 全体的に悪くないけど一緒にいてつまらない
- 貧乏ゆすりなど変な癖が気になる
- 全体的に良い、だけどその分なんか怪しい
- 挙動不審、目が合わない
様々な理由で「微妙」と感じて選ばないのは、仕方ないことだと思います。
ただ実際のところ、実は男性は35歳までに約5割が、45歳までには約7割の人が結婚しています。
これは全体的な数字ですから、最低限の年収がある人、定職に就いている人、健康的である人に絞れば更に割合は大きいです。
つまり、
- 平均~それ以上の年収
- 公務員やある程度まともな企業に就職
- 大学卒業
で30代の未婚男性は極めて少数であり、実は目の前にいる「会っても良いかな」と思えるような男性はその中でもスペックの高い希少価値のある男性であるというのが現実であるということです。
未婚男性が100万人いれば上位1%の男性でも1万人もいるわけですから、生涯全員と会うことは到底無理なほど、男性はたくさんいます。アプリを開けば可能性に満ち溢れているので、目の前の男性は無数にいる男性の一例に過ぎないように思います。
アプリを使っている女性は、自分からすれば「1人対無数の未婚男性」のように見えているかもしれませんが、実際は、「結婚しても良いと思えるまともな男性1人」に対して「平均的な婚活女性は無数」という構図の方が正しいです。
そのため、多くの平均的な婚活女性は「結婚しても良いと思えるまともな男性」にはアプリを使っても中々会えないのが現実なのです。
うまくいかないときは問題点を洗い出す
マッチングアプリで本気でパートナーを探しているのに手応えがない。
こんなときは、何かしらプロフィールに問題があることが多いです。
まずは、何がいけないのか考え、戦略を立てて一つずつ改善していきましょう。
幸い、ブライダルネットには婚シェルのサポートが用意されています。
一人で婚活するより大幅に効率的ですので、ぜひ活用してください。
コメント