マッチングアプリ、婚活サイトといえば、ペアーズやタップル誕生、omiai、ティンダーなどが有名ですが、これらの婚活アプリ、出会い系アプリはどれも「誰でも登録できてしまう」のがとても問題です。
「結婚する気がない人が登録している」
「遊び目的で登録している」
「既婚者も登録できる」
上述した有名なアプリは登録者数は多いですが、こういった結婚する気がない人がとても多いんですよね。
そのため私は常日頃、
「マッチングアプリや婚活サイトは婚活に向かない」
と思っていました。
ただ一つだけ、
「既婚者を100%避けることが出来る」
「年収に偽りがないか確認出来る」
というメリットの大きい婚活サイト、婚活サイト(婚活アプリ)が存在することを知り、これなら安心して婚活ができると思いました。
それが「ブライダルネット」です。
ブライダルネットは結婚相談所の大手企業であり、東証プライム市場(証券コード6071)に情報している株式会社IBJが運営するマッチングアプリ(マッチングサイト)です。
ユーザー層 | 30代~40代が中心 |
特徴 | 婚活色がかなり強い 女性も有料のため、本気度の高い女性が多い 男性も本気度が高い |
会員数 | 公式は非公開 年間マッチ数20万件以上 |
料金プラン | 月会員プラン:3,980円/月 年会員プラン:24,000円/年 (2年目以降結婚するまで使い放題) |
運営会社 | 株式会社IBJ |
評判からわかったブライダルネットのメリット

上述した通り、ブライダルネットには以下の大きな特徴があります。
- 独身証明確認欄がある
- 年収証明確認欄がある
- 学歴証明確認欄がある
サイトやアプリではこれらを簡単に偽ることが出来るので問題でしたが、ブライダルネットの場合、ブライダルネット運営事務局の確認が取れているかどうかを把握することが出来ます。
マッチングアプリにはない証明書確認というメリット

必須ではありませんが、ブライダルネットは年収証明書、学歴証明書、独身証明書など各種書類を提出することで証明の確認が表示されるようになります。
提出するとプロフィールに「証明されている」ということがわかるので、少なくともその男性(及び女性)は証明書類が提出されていることがわかります。
実際これは大きなメリットで、マッチングアプリにありがちな、
- 年収盛りすぎ
- 職業を偽る
- 既婚者が紛れ込んでいる
というのをプロフィールをチェックするだけで回避することができます。
特にマッチングアプリに疲れた婚活をしている方にはありがたい機能ですね。

上の画像は男性ユーザーの一覧ページ。本人証明のみチェックが入り、それ以外は証明されていないことがわかります。
各種証明書を提出することで、確認が取れていることがプロフィールに反映されます。

またブライダルネットにはそれ以外にも、
- 男女比は半々
- コンシェルジュがアドバイスをくれる
などの特徴があります。
ブライダルネットの男女比は半々くらい
ブライダルネットは婚活サイトとしては珍しく、男女比は半々くらい(やや女性が多い)と公表されています。

実際に男女のアカウントを作成し、関東圏でヒットする男女の件数を確認してみましたが、やや男性のほうが多いものの、ほぼ半々くらいとなっていました。
ペアーズやユーブライドなど婚活サイトはほとんどが男性に偏っていますが、ブライダルネットはバランスの良い男女比となっているようです。
婚活コンシェルジュが質問に答えてくれる
他の婚活サイトにない特徴として、担当の婚活コンシェルジュを選択し、アドバイスを受けられるというところです。
担当者は登録時に選ぶことが可能です。

口コミでも実際に相談に乗ってもらえたという投稿がありました。
アラサー女子がブライダルネットを使ってみた感想

今回は女性スタッフにの協力で実際に登録して使ってみました。
すごく変わっているというか、他のアプリと「大きくここが違う」というのは正直あまり感じられず、機能的にはかなり使いやすい印象でした。
強いて上げるなら「いいね」が「申し込み」という言葉で表現されており、若干重く感じてしまうことでしょうか(笑)
※いいね!は別の機能として存在はしていますが、他のアプリでいわれるいいねは「申込み」に該当します

画像は申込みを受けた人の一覧で、「OK返事をする」で他のアプリでいう「マッチング」の成立となります。
大きく違うのはやはり証明書の有無で、上記のような年収2000万と書いている人でも、証明がされていなければ本当かどうかわかりません。
逆に年収が証明されていて高年収の数値が入っていればその人は間違いなく高収入、「お金持ち」になりますね。
男性は30代~40代くらいが一番多い

男性の利用者は30代~40代くらいが一番多く、20代前半はかなり少ない印象でした。
なので20代前半くらいの男性を探すのには向いていませんが、20代後半以上の男性はたくさんいますので、その辺りをターゲットとしている人におすすめ出来ます。
上は結構多くて60歳以上の方から申し込み(いいね」がきたりもしました・・・さすがの私でも60歳以上は対象外で、スルーさせて頂きました・・・
証明書を提出している人は残念ながら少ない
これはどうしても手間が掛かってしまうのである意味仕方ないのかもしれませんが、各種証明書を提出している人は全体的に見て少ない印象。
特に独身証明書と学歴証明書はすぐに手元にないケースがほとんどなので、かなり手間が掛かります。
卒業証書は実家にあることが多いと思いますし、独身証明書は役所に請求して取りに行かなければいけません。
独身証明書はそもそも請求するのも何だかハードルが高いですし、純粋に未婚の男性からすればそれほど重要性を感じてないと思います。
年収証明は給与明細や所得証明書などで出来るので、これは手元にある可能性が高いです。なので年収証明にチェックがある人は比較的多かった印象です。
真面目な印象の男性が多い

これは完全に私の個人的な印象になってしまいますが、ブライダルネットは全体的に真面目でしっかりした男性が多い様子です。
当たり前かもしれませんが、ホストっぽい人やヤンキーっぽい人、ガテン系風の男性はほとんど見られませんでした。
職種でいえば、
- ITエンジニア
- プログラマー
- 営業職
などが多い印象です。
なので真面目に婚活したいという女性に適しています。
アラサー男性が実際に利用してみた


著者(アラサー男性)も実際に使ってみたので感想をまとめます。
ブライダルネットは他のマッチングアプリとは少し違い、仕様が大きく違うのでやり方を解説しながらレビューします。
申込み(いいね)で相手にアプローチ
上述した通り、ブライダルネットはペアーズなどで例える「いいね」が「申込み」という名称となっています。少し重い表現(笑)
付与されるタイミングは下の画像の通りで、初回を除けば1ヶ月で最大70回分付与されます。

これに加えてペアーズなどにもある「消費しない申込み」もあり、こちらは最大で1日5人消費せずにアプローチができます。

そのためあくまで選ばなければですが、1カ月間で送れる「申込み」の数は結構多くなります。
「申込み」の他に「いいね」もあり、こちらは特に消費なしで送れます。ただ、あくまで相手に「いいね」がされたという通知がいくだけなので、マッチングするためにはどちらかが「申込み」をし、受けたら「OK」を出す必要があります。
流れ的には「いいね」→良いと思ってくれたら「申込み」→「OK」でマッチングというイメージです。
相手のいいね数がわからないため人気度が不明
ブライダルネットは相手からどれくらい申込みが来ているのか、いいねが来ているのかわからない仕様となっています。
そのため、人気アカウントなのかそうでないのかお互いわからないようです。
これは他のマッチングアプリなどではあまり見られない仕様ですね。
ただペアーズのようなアプリは自分が人気あるのかないのか一発でわかってしまうので、それが隠されているのはメリットなのかもしれませんね。
結婚意欲はやはり高い
ブライダルネットは婚活専門のサイトという立ち位置ということもあり、結婚に対する意欲がかなり高い印象です。
プロフィールの「結婚観」は必須項目となっており、結婚希望時期は、
- 1年以内
- 2-3年以内
- 相手と相談
の3択となっています。

結婚ありきの恋人探しという立ち位置のため、おそらく遊び目的っぽいアカウントはほとんど相手にされないでしょう。
そのため、プロフィール文もそれに合わせた書き方にする必要がありますね。
ユーザーが少ないとは感じない

あくまで関東での話になりますが、ユーザーが少なくてマッチしづらいということは感じられませんでした。
(後述する)口コミでは会員数が少ないという意見もありましたが、僕の感想としては、条件を絞り込んで100人も出てくればすべて見ることができないので、十分すぎるかと思います。
ただ年齢的なこともあるので、もしかしたら20代の人が利用すると少なく感じるかもしれません・・・
ブライダルネットのデメリット
ここまでブライダルネットは真剣に婚活している女性に適しているということを中心に解説してきました。
では真剣に婚活している女性に、ブライダルネットを利用するデメリットはあるか?
実際に使ってみた結果大きいデメリットとして上げられるのはやはり月額料金が掛かってしまうという点です。
月額3,980円程度費用が掛かってしまう
ペアーズやタップル、omiaiなど多くのマッチングアプリは女性は完全に無料で利用できるようになっています。
しかしブライダルネットについては男女ともに同額の費用が発生するシステムになっています。
月額料金は下記の通り、月額3,980円前後掛かります。
年会員プラン | 2,000円/月 (24,000円/年) ※2年目以降は結婚するまで無料!! |
月会員プラン | 3,980円/月 ※利用制限などありません |
トライアルプラン | 無料 ※操作感などを試せるくらいのイメージです |
これはペアーズと比べると高く感じてしまいますね・・・ペアーズは女性は無料で使えるので・・・
しかし、
- 各種証明書の確認が出来る
- 真剣に婚活している男性が中心
ということを考慮すれば、これくらいの費用は全く問題ならないと思いました。
たとえ無料で使えても、遊びで使っている人がほとんどのマッチングアプリでは時間だけ掛かって結婚に結びつく男性に出会うのはかなり大変です・・・
私自身、ペアーズで5人の男性とお会いしたことがありましたが、そのうち4人は「結婚はほとんど考えていない」という感じの人でした。
だったら会うなや・・・
ブライダルネットは(月額費用が掛かるため)女性の本気度が違います。
それに伴って男性ユーザーも「本気で結婚を考えている女性と出会いたい」と思って登録しています。
遊び半分で使える空気感ではないので、男女ともに結婚に対する意識が高いです。
なので本気で婚活をしている人なら費用を払う価値はあると考えます。
独身の保証がされているサービスで比較するなら結婚相談所がありますが、それと比べれば圧倒的に安くはありますからね・・・
大手マッチングアプリに比べて会員が少ない
詳しくは後述しますが、ペアーズやomiaiのような感覚で使うと会員数の少なさに不満を持ってしまう可能性があります。
ペアーズの会員数は累計1500万人とされており、およそ成人の7~8人に一人くらいはペアーズを利用したことがあるくらいの計算となります。
それに比べてブライダルネットは、会員数こそ公表していないものの、年間マッチング数は200,000件となっており、これは1万人が年間平均20人マッチングすると到達する数字です。
使ってみた感想としては、首都圏であれば相手いなくて困る・・・という事態にはなりませんが、地方で出会いを求めるのは難しい印象です。
実際に「会員数が少ない・・・」という利用者の声は多かったです。
合わせてマッチングアプリとブライダルネットなどの婚活サイトの比較表を掲載しておきます。
比較項目 | 婚活サイト | マッチングアプリ |
---|---|---|
代表的なサービス | ゼクシィ縁結び ブライダルネット マッチドットコム ユーブライド Yahooパートナー など | ペアーズ omiai タップル Tinder with dine クロスミー など |
会員数 | 全体的に少ない | 多い |
年齢層 | 20代~50代くらい 30代が中心 | 20代~50代くらい 20~30代が中心 |
会いやすさ | 男女ともに会いやすい | 男性は会うまでの難易度が高い |
料金 | 3,000円~4,000円程度/月 女性も有料なものが多い | 2,000円~3,000円程度/月 女性は無料 |
証明書など | 本人確認、年収証明、 独身証明提出の機能がある ※基本的に本人確認で登録可能 | 本人確認で登録が可能 |
ブライダルネットの口コミをチェック
最後にブライダルネットの口コミをチェックしました。
リアルな感想が聞きたいので、当サイトでは主にアプリストア(App StoreとGoogle Play)から特にリアリティのある口コミを抜粋します。
前向きな口コミ
まずは「良かった」「おすすめしたい」という前向きな口コミです。



ブライダルネット、ユーブライド、ペアーズを2ヶ月づつ使って、ペアーズでとっても優しい彼に出会えました。
— アラフォお姉さんの婚活アカウント (@erosnokonkatsu) July 26, 2021
ペアーズ>ブライダルネット>ユーブライドかな。#ネット婚活
ちなみに使用したブライダルネットは、
— まいづき@ (@shou765) January 14, 2019
知人が使って結婚までした実績が既にあったりします。
前向きな口コミを投稿している人は女性が多い印象です。
実際に会えた、成婚に至った方もいるようで、婚活サイトとして正しく機能はしています。
やはり全体的に本気度の高い婚活サイトのようですね。
ひどいなど不評な口コミは会員数の少なさかも
逆に低評価をしている口コミはどうでしょうか。
こちらはかなり偏りがあり、主に会員数の少なさに不満があるようです。

ただこれを読む限り、300人の中の1割は30人ですから少なくとも学校のクラスの女子2クラス分くらいからは選ぶ形になります。それを少なく感じてしまうのはやはり規模が大きいマッチングアプリの影響でしょうか。

外からのサクラに騙されかけて退会した!
— 婚活本舗 (@konkatsuhonpo) July 31, 2017
ブライダルネットは友達に紹介されて使って見たけど、私的には相性が悪かったですね。こんな意見ばかりじゃないので、私が不運だっただけかもしれないけど、ち…#婚活 #結婚 #ブライダルネットhttps://t.co/q4yMzsTSub
使ってみた感想ですが、いわゆる業者、迷惑アカウントは大型のマッチングアプリとくらべて少ないです。というよりほぼいないと考えます。
ただ、やはり全体的な会員が少ないため、ある程度首都圏に近い方にしかおすすめできないかも・・・
地方で使うと「酷い」と感じてしまうのも無理はありませんね。
まとめ
ブライダルネットは月額料金が発生してしまいますが、真剣に婚活するならペアーズやomiaiよりも間違いなくおすすめできます。
おすすめ課金期間は12ヶ月。
結婚相談所と比べれば安い!と考えてやれば必ず良い人は見つかりますよ。
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