結婚を前提に付き合うは重い?違和感の正体にについて解説します

「次に付き合った男性と結婚したい」

「結婚を前提にした付き合いがしたい」

という女性に会ったので、以下のような質問をしてみました。

「あなたにとって、付き合うのと、結婚するのはどちらの方が重要?」

「それは結婚に決まっているでしょ」

「付き合っている男性にプロポーズされて結婚するかしないか、を選ぶのと、好きな男性に告白されて付き合うかどうかを選ぶのと、どっちが重い?」

「それはプロポーズの回答に決まっているでしょ」

  1. 付き合うのと、結婚するのはどちらが重要か
  2. プロポーズの回答と、告白の回答はどちらが重いか

この質問をすると大多数の女性がおそらく上記と同じ回答をすることでしょう。

というのも結婚は(通常)人生に一度きりの片道切符、単なる交際はこれまでに何度かあると思いますし、一方的に別れることもできますからね。

話を「結婚を前提にした交際」に戻しましょう。

目次

結婚を前提に付き合うが重い理由

先に結論を言ってしまうと、

「結婚を前提とした交際」

結婚より交際の方が重くなってしまっているのではないかと考えます。

というのも、結婚を前提とした交際は言い換えれば「次に付き合った男性と結婚する」ということになります。

これはつまり、「結婚するかしないか」及び「誰と結婚するか」という重い選択を「交際する」及び「誰と交際するか」を同時に進めていることになります。

本来は結婚より交際の方が軽いはずだが・・・

上述した通り、(少なくともその時は)人生一度切の大イベントであり、一方的に別れることができない片道切符である「結婚」の方が決断が難しい重要な選択になるはずです。

学生の時に「付き合ってください」と言われて「Yes」「No」を答える感覚でプロポーズに回答するわけにはいきませんよね。

もちろんある程度付き合いが長く、始めから心に決めているならすぐに「YES」と回答できますが、それでも始めから気のあるある程度仲の良い男性に告白されて「YES」と回答する軽さで結婚を決めるのは難しいでしょう。

しかし結婚を前提とした交際となると、

「次に付き合った人と結婚する」

ですから、交際する前に「結婚」という重い選択を考慮する必要が出てきます。

そこで交際に発展すれば、それは結婚を前提としたお付き合いですから、「結婚するかしないか」の選択は非常に軽いものになります。理屈では。

結婚より重い、結婚を前提としたお付き合い

上述した通り「結婚を前提とした交際」は、結婚よりもずっと重い選択となってしまいます。

しかも交際段階で起こりうる、

  • 手料理を食べる
  • 宿泊を伴う旅行をする
  • 相手の家に訪問、お泊り
  • 肉体関係を持つ
  • 場合によっては一緒に住む

をせずにその選択を行う必要があります。

これは非常に難しいことのように思いますがどうなんでしょうか。

少なくとも男性である僕は、生活感がわからない人、料理ができるかわからない人、一緒に旅行をしたことがない人とはとてもではないですが、結婚したいとは思いません・・・

交際する前の情報って極論ルックスと雰囲気しか得られるものがないんですよね。

その状態で結婚するかどうか決めろと言われても中々無謀な話ですが、結婚を前提としたお付き合いを検討する際は、上記を行う前にその相手を選ぶことになります。

これは中々難しいところです・・・

結婚をする前に確認したい情報について

ここまで、

「結婚を前提とした交際は結婚相手を選ぶことより重いよね」

という話をしました。

端的に言ってしまえば、

「結婚を前提とした交際相手を選ぶことは、結婚する相手を選ぶことと同じである」

ということです。

では次に、通常結婚をする前のお互い知っておきたい情報について触れておきましょう。

当たり前ですが、基本的に一生連れ添う相手ですから、相手のことを何も知らずに結婚するわけにはいきません。

少なくとも身分証明書で確認できる、

  • 本名(実名)
  • 生年月日(正確な年齢)
  • 住所

あたりは絶対に必要な情報かと思います。

これに加えて結婚する際は通常以下の情報がないと不安になります。

  • 両親(特に元気なら一度は対面で会っておきたい)
  • 仕事(正確なもの)
  • 年収(できる限り正確なもの)
  • 貯金(及び借金)
  • 生活感(趣味、嗜好などできる限り正確なもの)

結婚となると特に太字で表記した上4つは必須かと思います。

一度は会っておきたい両親

両親がもうすでに亡くなっていたり、完全に決別しているような関係でなければ通常結婚する前に一度はお互いあいさつに伺うものですよね。

当人の意思はもちろんですが、男性側でも女性側でも、両親が結婚する息子(娘)の相手をある程度知っておきたいでしょうから、特別な事情がない限り一度も会わずに結婚するのは通常では考えられないと思います。

また、結婚を前提とした交際をするとした時、両親があまりにも合わない様子だとそれ以上進めるのが難しいですよね。そうならないために「結婚を前提とした交際」を考えるのであれば、交際に発展する前に一度は両親に会っておく必要があります。

お互いの仕事は把握しておきたい

やはりこれも通常勤め先さえも知らない状況で結婚するのはあまりないですよね。

どこで働いているか、どんな仕事をしているかわからない人と結婚するのはかなり不安です。

お互いどこで仕事をしているのか知らない状態で婚姻届を出すのは通常あり得ないことではないでしょうか。

これも知らずに「結婚を前提とした交際」に進めるのは難しいですよね。

とても怪しい会社や、いつ倒産するかわからない会社に勤めている可能性も十分ありえますから、交際前に確認しないとすぐに別れないといけなくなる事態を招きかねません。

年収もできる限り正確に知っておきたい

単なる交際なら別ですが、結婚は言い換えれば財布を一つにする儀式ですから、双方相手の年収を知っておく必要があります。必要があるというか義務だとも言えます。

これも通常、お互いの収入を知らずに結婚することは考えられないことですね。

たとえマッチングアプリで年収を多めに設定した人でも、結婚をするまでにはどこかでネタバラシをしているのではないでしょうか。

年収が理由で結婚に踏み切れないカップルは多いですよね。

そうならないためにも「交際」に発展する前に確認が必要です。

貯金も借金も知っておいた方が良い

意外と知られていませんが、貯金や借金は結婚したからと言って自分のものにはならないため、上述した年収よりは重要度が低いです。

しかしやはり「貯金1000万」のAさんと、「借金1000万」のBさんでは、断然Aさんの方が魅力的なことに間違いなく、Bさんと結婚するのはどう考えてもつらいですよね・・・

これはケースバイケースかもしれませんが、やはりある程度相手の経済状況を把握しておくことは重要なことです。

「結婚を前提とした交際相手が実は借金まみれだった」

とならないようにしないといけません。

これらの確認を交際する前に行わなければならない

理屈で考えると、

「結婚を前提とした交際」

は、交際する前にこれら(両親、仕事、年収、貯金)の確認が必要です。

普通の恋愛結婚ではあり得ないことですし、マッチングアプリや現代のオーネットなどの結婚相談所でも実現は難しいです。

ただ、「後は若いお二人で・・・」という決まり文句と同時に両親が退出する古典的なお見合いであれば実現が可能です。

初対面の段階で両親との顔合わせもしていますし、具体的な職場からおおよその年収まで初対面までに行うことができます。

結婚前提の交際は古典的なお見合いでしかありえないという結論

実は、

「結婚を前提とした交際」

は現実的ではないという結論を書こうと思っていましたが、書いているうちに唯一これが実現できるケースが出てきましたね。

お父さん
お父さん

なあ母さん、この人なんか良いんじゃない?

お母さん
お母さん

あー松原さんのとこのね!好青年だし良いと思う!

今度電話してみるね!

という会話から始まり、正座して座るようなところで4人でお茶を酌み交わす感じのシチュエーションであれば、

「結婚を前提とした交際」

をスタートさせることができます。

これ以外でまた手も繋いでいないような関係で、

「両親どんな人か知っておきたいんだけど、今度会わせてくれない?」

「どこの会社で働いているか教えてください」

「年収は?貯金は?」

となるのはあまり現実的ではないように思いますね。

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