メイクに興味を持って調べ始めた男性が最初に驚くのは、使用するアイテムの多さです。
とくに、美しい肌を作るためのベースメイクは段階が多く「何が何だか分からない!」という方も多いもの。
その中でも、用途がいま一つ良く分からないと感じる方が多いのが「コンシーラー」です。
そもそも何のために使うのか、という点からピンと来ない方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はコンシーラーの役割と種類を解説します。
コンシーラーって何?というところから、コンシーラーの種類や使い方、おすすめまで紹介しますのでぜひチェックしてみてください。
コンシーラーの役割
コンシーラーの役割とは何ですか?と聞かれて、うまく説明できるでしょうか。
ファンデーションや化粧下地と混同してしまう方も多いため、まずは何のために使うのか、という点から復習してみましょう。
コンシーラーは肌の気になるポイントをカバーするもの
コンシーラーの役割を一言で説明すると、肌の気になるポイントをカバーすることです。
ファンデーションや下地と違うのは、使用する面積の広さです。
肌全体の保護やカバーが役目のファンデーションと違い、コンシーラーは特定の箇所に対して使用します。
例えばニキビや青髭、クマなどです。
こういったポイントはファンデーションだけではカバーしきれないことも多いため、コンシーラーを使って追加でケアしていきます。
コンシーラーには複数のタイプがあり、それぞれ適した用途があります。
詳細は後述しますので参考にしてください。
コンシーラーの基本的な使い方
コンシーラーの使い方は、以下の2ステップです。
- ニキビや青ヒゲ跡など気になる部分に適量をつける
- コンシーラーのまわりを指でポンポンと叩いて肌との境界をぼかす
使用方法はコンシーラーのタイプによっても多少変わってくるので、詳しくは各商品の使用方法も参照してください。
コンシーラーをどのタイミングで使用するかは、愛用のベースメイク用品によって異なります。
リキッドファンデーションやBBクリームのみで仕上げている場合はその後に。
パウダーファンデーションを使用する方はその前に使うようにしてください。
コンシーラーの4つの種類
コンシーラーには様々な種類が存在しますが、比較的メジャーで使いやすいのは以下の4種類です。
- クリームタイプ
- リキッドタイプ
- スティックタイプ
- ペンシルタイプ
それぞれ詳しい特徴を紹介します。
スティックタイプ
恐らく使っている方が一番多いのはこのスティックタイプです。
口紅のような固めの質感をしています。
カバー力が高く、狭い範囲の濃いシミなどに効果的です。
その分塗りすぎると付けた部分に厚塗り感が出て浮いてしまうので注意してください。
リキッドタイプ
伸びが良く、肌になじみやすい液状のコンシーラーです。
質感は乳液に近く、厚塗りになりにくいのが特徴です。
広い範囲のくすみや赤み、ほうれい線などのカバーに適しています。
多少付けすぎても目立ちにくいため、メイクをしていることを知られたくない方はこのタイプから始めてみるのがおすすめです。
クリームタイプ
リキッドより固く、スティックより柔らかい、とろりとした質感のコンシーラーです。
保湿力を備えた商品が多く、肌の乾燥が気になる方におすすめです。
やや広い範囲のカバーに適しており、毛穴や青ヒゲなどに使用できます。
厚塗りには注意が必要ですが、リキッドよりはカバー力が欲しいときに使ってみてください。
ペンシルタイプ
スティックタイプよりさらに固く細いコンシーラーです。
ニキビなどのピンポイントのカバーに向いています。
コンシーラーを選ぶ基準
コンシーラーは無数に種類があり、どの製品が自分にあっているのか分からない方も多いかもしれません。
コンシーラーは、おもに「肌悩み」「色」の二つの基準から選ぶことができます。
カバーしたい肌悩みで選ぶ
コンシーラー選びでは、どんな肌悩みに対して使用するかが一つのポイントになります。
というのも、以下のように肌のトラブルごとに適したコンシーラーが異なるからです。
肌の悩み | 適したコンシーラーのタイプ |
---|---|
ニキビ ホクロ | スティックタイプ ペンシルタイプ |
赤み 毛穴 | クリームタイプ リキッドタイプ |
目の下のクマ | スティックタイプ クリームタイプ |
自分の悩みに対してどのコンシーラーを使うかは、カバー力と使用する範囲で考えると分かりやすいですよ。
カバー力だけを重視してコンシーラーを選ぶとナチュラルに仕上げるのが難しくなるため、最初はリキッドタイプやクリームタイプを少なめにつけてみるのがおすすめです。
コンシーラーの色の選び方
実はコンシーラーの色は一色だけではありません。
地肌の色に応じて適した色が異なるため、自分にあったものを選ぶのが大切です。
色のバリエーションはベージュだけではなく、より効果的に肌をカバーするため以下のようにさまざまなカラーが展開されています。
【市販されているコンシーラーのカラー展開(一例)】
- ベージュ
- オレンジ
- グリーン
- イエロー
- パープル
ナチュラルメイクが目的の男性が選ぶ場合、最初は自分の肌の色にあわせたベージュ系のコンシーラーを選ぶのが無難です。
グリーンやパープルなどのコンシーラーは扱いが難しく、付けすぎると地肌から浮いて見えることがあるので、購入する場合は注意してください。
ベージュのコンシーラーは、色白の方は肌と同じくらいか少し明るい色を選んでください。
肌の色が暗めの方は、同じくらいか少し暗い色を選ぶのがおすすめです。
コンシーラーのおすすめ商品4選
ここからは、市販のコンシーラーの中から、特に男性におすすめのものを4種紹介していきます。
通販やドラッグストアで手に入るものばかりなので、ぜひ検討してみてください。
メンズアクネバリア 薬用コンシーラー
メンズアクネバリア 薬用コンシーラーは、ニキビ対策に特化したスティックタイプのコンシーラーです。
ニキビのカバーと殺菌が同時にでき、続けて使用するうちに改善が見込めます。
カラーはベージュのみ、明るい肌色と標準的な肌色の二種類が展開されているため、自分にあった色を選べるのも嬉しいポイントです。
単体で使用する場合はクレンジングも不要なので、ニキビが気になったタイミングで気軽に使用できます。
ORBIS Mr.(オルビス ミスター) スポットシュート コンシーラー
ORBIS Mr.スポットシュートコンシーラーは、男性の肌悩みに対応したスティックタイプのコンシーラーです。
青ヒゲやクマ、シミのカバーに効果を発揮してくれます。
オイルフリーかつ香料・着色料不使用の配合を採用しているため、敏感肌や香りが苦手な方でも安心して使用可能です。
カラーは肌になじみやすい標準的な肌色が用意されています。
MENS NULL BBクリーム
MENS NULL BBクリームは、男性の肌悩みに特化したBBクリームです。
本来はコンシーラーではないのですが、カバー力の高いので、クリームタイプのコンシーラーとして代用できます。
男性の肌の色に合わせて開発された商品のため、女性用を代用したときと比べて肌から浮きにくいのが嬉しいポイントです。
BBクリームのためスティックタイプと比べて伸びが良く、広い範囲の肌悩みを効率的にカバーしてくれます。
青ヒゲやクマのカバーには高い評価を得ており、自然で健康的な肌を演出してくれます。
第一三共ヘルスケア トランシーノ薬用ホワイトニングUVコンシーラー
第一三共ヘルスケア トランシーノ薬用ホワイトニングUVコンシーラーは、美白効果を備えたスティックコンシーラーです。
UVカット機能を備えており、肌悩みを人の目だけでなく紫外線からも守ってくれます。
シミ対策として特に効果が高く、しみの生成・悪化・メラニンの発生を抑制する効果が期待できます。
シミのカバーと美白を同時にしたい方に特におすすめです。
コンシーラーを使う目的と気になる肌の悩みを考える
コンシーラーを選ぶ際は、まず使う目的と抱えている肌の悩みを整理してみるのがおすすめです。
コンシーラーはタイプによって対応している用途が異なるので、なんとなく購入してしまうと思ったように効果が出ないかもしれません。
迷った場合は今回の記事を参考に、どのタイプが適しているのか選んでみてください。
その後自分の肌にあった色をチョイスすると失敗しにくくなりますよ。
参考サイト:
https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB008026/
https://amzn.to/3kGCeXA
https://amzn.to/2G3NH4A
https://bit.ly/2FYeT4B
https://amzn.to/2RT54rl
https://arine.jp/articles/39992
https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/self-tec/basemake.html
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