デニム生地(ジーンズの生地)のシャツ、デニムシャツは爽やかでかつ男らしさを演出できるので、春~夏に掛けて重宝するアイテムです。
デニムシャツを着こなすのは少し難易度が高いですが、その分その他大勢になりにくく、無難にカッコイイくらいのファッションを目指す際に丁度良いアイテムです。
本ページでは春から夏に掛けて使えると便利なデニムシャツについて選び方や着こなし方、おすすめブランドまで解説します。
デニムシャツの選び方
デニムシャツは以下のポイントに注意して選びましょう。
- 全体の色
- サイズ、シルエット
- 形、生地の厚さ
全体の色で印象が大きく変わる
一言にデニムシャツと言っても様々で、特に全体的な色の違いでその印象は大きく変わります。
デニム生地なのでデニムシャツは青色系と黒色系に大きく分かれますが、春から夏に掛けては爽やかな印象を与える青色系がおすすめです。
青色系の物でも色の薄い淡色系と色の濃い濃色系のタイプに分かれますが、初心者の場合実は濃色系よりも淡色系のものの方が着こなしやすいです。
【淡色(薄い色)のデニムシャツ】
【濃い色のデニムシャツ】
詳しくは「合わせ方」で後述しますが、濃色系のデニムシャツはコーディネートが難しいです。
サイズ、シルエットに注意しよう
ファッションにおいて最も重要な要素となるのがサイズです。
デニムシャツのようなオーソドックスなアイテムをおしゃれに、カッコよく着こなす秘訣はサイズに掛かっていると言っても過言ではありません。
特にボタンを締めてシャツイン(シャツをズボンの中に入れるスタイル)をしない場合はシャツそのものの大きさ、シルエットがかなり重要になってきます。
同じサイズ、例えば同じMサイズでもサイズ感やシルエットはブランドによって大きく変わってくるので実際に試着してショップの店員さんにアドバイスをしてもらうことをおすすめします。
ネットで選ぶ際は着丈、身幅、肩幅等、大きさの詳細を確認しましょう。
シャツのサイズ、シルエットに関しては下記ページも合わせてご参考ください。
関連記事:春に重宝する!カジュアルな白シャツの選び方と合わせ方
形、生地の厚さ、デザインで選ぶ
3つ目のポイントは生地の厚さを含めた形やデザインです。
これに関しては季節に合わせた厚さの生地を選ぶことだけに注意すればそれほど失敗はしないと思います。春のまだ肌寒い季節は厚めのものを、夏に暑い季節は薄手のものを選びましょう。
デザインはシンプルなものが無難で着こなしやすいです。
デニム生地なのでジーンズと同様、シェービング加工(色落ち加工)やダメージ加工が施されたものもありますが、それらは着こなす難易度が高いので慣れないうちはシンプルなものを選びましょう。
デニムシャツの合わせ方、着こなし方
次に合わせ方、着こなし方です。
ファッションのコーディネートに決まったルールはありませんが、それゆえにどう合わせて行くかは結構難しい問題ですね。
初心者の方は以下のルールを守ってコーディネートすると外しにくいと思います。
- 上下デニムで統一しない
- 同系色を使わない
- インナーは白、または黒で合わせる
上下デニムで揃えると難易度が倍増する
デニム生地のシャツとデニム生地のパンツ、つまりジーンズを合わせるとおしゃれに着こなすのが非常に難しくなります。
これはデニム生地に限ったことではありませんが、フォーマルなアイテムの場合、日頃からスーツ等でセットアップスタイル(上下を統一したスタイル)を見慣れているのに対し、デニム生地のようなカジュアルなスタイルでの統一はほとんど見ることがありません。
そのため上下デニムで統一すると非常に違和感のあるスタイルになってしまいがちです。
デニムシャツを着る際は綿やポリエステル素材のチノパン等を合わせましょう。色は黒や緑、ベージュ等オーソドックスなものでOKです。
同系色を使わない
上下のデニム統一と並んで注意したいのが同系色のコーディネートです。
青色系のデニムシャツならズボンやインナー(中に着る服)は青以外のものを選びましょう。
上下デニムで統一、上下同系色で統一してはダメ、というわけではありません。
ファッション上級者の中にはデニムで統一したり、上下青系で統一したスタイルでおしゃれに魅せることができる人もいます。
しかしいずれもコーディネートの難易度は高く、場所や場面を選ぶのでおすすめしません。
上下デニム統一をカッコよく着こなすには色のバランスや生地の質のバランス等を考慮する必要があります。
インナーは白、または黒を使おう
上写真のようなボタンを留めないスタイルの場合は中に着る服、インナーが重要になってきます。
お勧めは白、または黒のVネックやUネックの無地Tシャツで、薄い色のデニムシャツを着る際は黒を、濃色のデニムシャツを着る場合は白のTシャツを合わせるとバランスが取りやすいです。
※下画像は濃いめのデニムシャツにグレーの無地インナーを合わせたスタイル。
要点まとめ
コーディネートは原則同系色、同素材で合わせると難易度が格段に上がります。
デニムシャツを着る際はジーンズ、青系のズボンやインナーを避けるようにしましょう。
青系のデニムシャツなら、
- 黒や緑、ベージュ等のチノパン
- 白、または黒のVネックTシャツ
を合わせるとバランスが取れます。
ちなみに靴はスニーカーでもOKですが、カジュアルになりすぎると感じる際は茶系の革靴も合わせやすいと思います。
デニムシャツのおすすめブランド
最後にデニムシャツのおすすめブランドを紹介します。
特に本サイトのメインターゲット層である20代半ば~35歳くらいまでの方は以下のブランドから選ぶと良いでしょう。
- DIESEL(ディーゼル)
- G-STAR ROW(ジースターロウ)
- SCOTCH&SODA(スコッチアンドソーダ)
- nudie jeans(ヌーディージーンズ)
- Lee(リー)
DIESEL(ディーゼル)
価格帯 | 普通~やや高い 15,000円前後 |
ジャンル | カジュアル インポート |
テイスト | シンプルでオーソドックスなタイプが多い。 淡色系のものも多い。 |
管理人使用頻度 | 普通 |
公式サイト | https://www.g-star.com/ja_jp |
イタリア発のデニムブランドで、欧州では絶大な人気を誇ります。日本でも知名度は非常に高く、女の子にもウケが良いです。
デニムブランドとして定着しているためか、全体的にシンプルでオーソドックスなデニムシャツが多い印象。無難に格好いいアイテムがたくさん揃っています。
G-STAR ROW(ジースターロウ)
価格帯 | 普通~やや高い 15,000円前後 |
ジャンル | カジュアル インポート |
テイスト | シンプルでオーソドックスなタイプが多い。 淡色系のものも多い。 |
管理人使用頻度 | 低い |
公式サイト | https://www.scotch-soda.com/ |
ジースターロウはオランダ発のブランドで、欧州はもちろん日本でも人気があります。ジースターと略されることが多いです。
こちらもデニムブランドということもあって、オーソドックスなデニムシャツが多い印象。
淡色系のアイテムが多く揃っているので薄い色のデニムシャツが欲しい場合はジースターを覗いてみると良いかも。
実店舗ではライトオンで取扱いがあるので手に入りやすいです。
SCOTCH&SODA(スコッチアンドソーダ)
価格帯 | 普通~やや高い 15,000円前後 |
ジャンル | カジュアル インポート |
テイスト | シンプルでオーソドックスなタイプが多い。 淡色系のものも多い。 |
管理人使用頻度 | 低い |
公式サイト | https://www.nudiejeans.com/ja/ |
スコッチアンドソーダはオランダのカジュアルブランドです。元々メンズブランドからスタートしているため、メンズ向けアイテムを幅広く扱っています。
シンプルで形の良いシャツが多いため、初心者でも合わせやすく、取り入れやすいと思います。
nudie jeans(ヌーディージーンズ)
価格帯 | リーズナブル~普通 8,000円前後~ |
ジャンル | カジュアル インポート |
テイスト | シンプルな王道タイプが多い。 デニムブランドとして定評がある。 |
管理人使用頻度 | 普通 |
公式サイト | https://lee-japan.jp/ |
ヌーディージーンズはスウェーデン発のジーンズブランドで、ヨーロッパを中心に絶大な人気を誇ります。
生地、シルエット、履き心地にとてもこだわっており洗練されたデザインが印象的です。
価格はやや高いですが、他ブランドにない美しさがあるのでおすすめです。
Lee(リー)
トップス | グレーや紺等少し明るめのジャケット 黒の場合は涼し気な素材のもの |
インナー | 白ベースのシャツ、またはTシャツ |
ボトムス | ジーンズ アウターが黒の場合は淡色のものを、明るめのアウターの時は濃色のものを |
靴 | スニーカー 茶系のシンプルな革靴 |
Leeはアメリカの大手ジーンズブランドで、日本ではリーバイス、エドウィンと並んで知名度が高いです。
比較的リーズナブルな価格で手に入るので日常用としてもおすすめ。
ただ大手ブランドということもあって、様々なタイプのデニムシャツが販売されているため、良いデザインのものを選ぶ力が必要かも。
セレクトショップ等で選別されたものを選ぶと良い物が手に入りやすいです。
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