男性には縁遠いもの、というイメージのあるスキンケアですが、近年徐々に浸透してきました。
特に「化粧まではしないけれど日焼け止めはする」という方も多いのではないでしょうか。
ところで、日焼け止めはタイプによってはメイクと同じようにクレンジングが必要なのはご存知でしょうか。
知らなかったという方、ぜひ今回の記事をチェックしてみてください。
この記事では、クレンジングが必要な日焼け止めとクレンジングの方法、おすすめの商品を紹介していきます。
個別にクレンジングをせずに済む方法も解説していますので、そちらも参考にしてください。
日焼け止めは種類によってはクレンジングが必要になる
落ちにくさを重視したタイプの日焼け止めは、洗顔だけでは十分に落ちない場合があります。
特に、クリームタイプの日焼け止めは、屋外や海などでハードに使用することが想定されているため、他の商品よりも落ちにくいです。
残った日焼け止めが肌に及ぼす悪影響
日焼け止めが肌に残ってしまっていると、さまざまな肌トラブルの原因となります。
肌や毛穴に残った日焼け止めはニキビや乾燥・肌荒れを引き起こすことがあるのです。
紫外線から肌を守るのに必要な日焼け止めですが、使用するときは落とすところまでセットで考えるようにしましょう。
クレンジングが面倒な場合は石鹸で落ちるタイプを選ぶ
とはいえ「日焼け止めのためだけにわざわざクレンジングをしたくない」「正直面倒臭い」と思う方も少なくないでしょう。
こんな場合は、石鹸や洗顔料で落ちるタイプの日焼け止めを選んでみてください。
石鹸で落ちる日焼け止めは、パッケージに「石鹸で落ちる」と分かりやすく記載されているものが多いです。
あえてクレンジングする必要がなく、いつもの洗顔やお風呂で落とせるので気軽に使えます。
クレンジングのやり方
クレンジングを適量手に出します。
ミルクタイプやオイルタイプなら2~3プッシュ分、100円玉~500円玉大くらいが適量です。
手に出したクレンジングを顔につけます。
顔全体に行きわたったら、指で小さな円を描くように、くるくるとなじませてください。
小鼻や目元、生え際などは忘れやすいので念入りになじませましょう。
日焼け止めが浮いてきたら、ぬるま湯で洗い流します。
なお、上記はあくまで基本的なクレンジングの方法です。
具体的なやり方についてはクレンジングの種類によっても異なるので、商品説明なども参考にしつつ実践してみてください。
クレンジングの選び方
では、日焼け止めを落とすクレンジングはどのように選べばよいのでしょうか。
具体的な選び方を紹介していきます。
クレンジングの6つの種類
クレンジングは以下のように大きく6つの種類に分類でき、それぞれ使い方や洗浄力が異なります。
オイルタイプ | 洗浄力が強く、ウォータープルーフの日焼け止めもしっかり落とせる。使用時水で流す前に少量の水を肌のオイルと混ぜて乳化させる。刺激が強いため、敏感肌の方は商品の厳選が必要。 |
バームタイプ | 固形タイプでマーガリンのような質感が特徴。体温で溶かして使う。洗い上がりがしっとりするので肌のつっぱりが嫌な人に。オイルに次ぐ洗浄力を持つためウォータープルーフの日焼け止めも落とせる。 |
クリームタイプ | 刺激がすくなく肌に優しいのが特徴。洗浄力は控え目だが普段使いの日焼け止めならこれでもOK。洗い上がりが乾燥しにくい点も嬉しい。 |
ミルクタイプ | 洗浄力は弱いがその分敏感肌に優しいタイプ。保湿力がある製品が多くもっちりとした仕上がりになりやすい。 |
ジェルタイプ | とろりとしたテクスチャが特徴。毛穴汚れに強いため、広がりや黒ずみのケアを一緒にしたい方におすすめ。 |
ローションタイプ | コットンに染み込ませてふき取ることでクレンジングするタイプ。とにかく手軽にクレンジングしたい方におすすめ。コットンでこすることからダメージになりやすい。 |
クレンジングは肌質に合ったものを選ぶ
クレンジングを選ぶ基準は、自分の肌質に合っているかどうかです。
敏感肌や乾燥肌の方には、洗浄力が高く刺激の強いものはおすすめできません。
一方、オイリー肌の方は洗浄力の高いバームやオイルを使用した方が洗い上がりはすっきりします。
自分の肌質と、どのタイプのクレンジングがあっているのかを整理してみましょう。
なお、日焼け止めによっては、そもそも洗浄力の高いクレンジングは必要ないこともあります。
落ちやすい日焼け止めにすることで、肌へのやさしさを重視してクレンジングを選べる点も覚えておいてください。
クレンジングができる洗顔料も
クレンジングというと専用のものをイメージしますが、洗顔とクレンジングを一緒にできる洗顔料も販売されています。
クレンジングと洗顔を別にすることなく、いつもの洗顔で日焼け止めを落とせるので非常に便利です。
洗浄力の強さは商品によって異なります。
日焼け止めやファンデーション程度ならどの商品もほぼ問題なく落とせますが、アイラインなどを使用してしっかりメイクしている場合は一度では落ちないかもしれません。
洗顔料の洗浄力がどの程度かも比較して選んでみましょう。
おすすめのクレンジング4選
では、具体的におすすめのクレンジングを4種紹介します。
実際に商品を選ぶ際の参考にしてみてください。
肌ラボ 極潤オイルクレンジング
肌ラボ 極潤オイルクレンジングは、肌にやさしい低刺激のクレンジングオイルです。
鉱物油・香料・着色料・アルコールを使用しておらず、敏感肌に優しいとう特徴があります。
オイルクレンジングの高い洗浄力はそのままに、使用後も潤いがキープされ肌がつっぱらないとユーザーから高評価を受けています。
洗浄成分としてオリーブオイルを使用しているため、手に出すとほのかにオリーブの香りが。
スキンケア用品特有の甘い匂いが苦手な方にもおすすめです。
DHC薬用ディープクレンジングオイル
DHC薬用ディープクレンジングオイルは、毛穴ケアを一緒にしたい方におすすめのオイルクレンジングです。
日焼け止めやメイクと共に、毛穴に詰まった黒ずみ汚れを除去してくれる効果があります。
主成分として使用されているオリーブオイルのほか、植物由来の美容成分を多く配合しており、すっきりと優しく洗い上げてくれます。
オイルクレンジングながら、肌の潤いを奪わずダメージも抑えた配合のため、敏感肌・乾燥肌の方も選択肢に入れることができます。
ink.クレンジングバーム
ink.クレンジングバームは、保湿力と肌の角質ケアに定評のあるクレンジングバームです。
洗い上がりがもっちりと仕上がり、クレンジングによくあるつっぱり感がないと高評価を得ています。
洗顔料によるW洗顔が不要なタイプなので、日焼け止めを使った日の洗顔はこれ一つでOKです。
クレンジングと肌のケアを同時にしたい人は候補に加えてみてください。
WHITH WHITE クレンジングジェル
WHITH WHITE クレンジングジェルは、肌の保湿機能を備えたクレンジングジェルです。
鉱物油・合成着色料・紫外線吸収剤など、肌に刺激の強い5種類の添加物を除去した配合になっています。
テクスチャは少々水っぽいですが、その分伸びが良く肌に馴染みやすいテクスチャです。
保湿とクレンジングの二つの機能を備えていることから、乾燥肌が気になる方にもおすすめできます。
まずは自分の肌質を知る
自分にあったクレンジングを選ぶには、まずは自分の肌質を知るのが大切です。
オイリー肌や混合肌なら洗浄力高めのクレンジングが良いですし、乾燥肌であれば肌に優しい商品を選ぶ必要があります。
まずは、自分の肌がどのタイプなのかチェックし、そのうえでクレンジング選びをしてみてください。
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