アパレルのなかでも、ジーンズは多くのメーカーがシェアを奪い合う激戦ジャンルの一つ。
そのなかで、こだわりの品質と独自の商品で人気を集めるのが、ジーンズブランドLeeです。
今回は、Leeとはどのようなブランドなのかを、人気モデルや評判も併せて紹介していきます。
ジーンズブランドLeeとは?
Leeは、EDWINやLEVI’Sなどと並ぶ老舗ジーンズメーカーです。
アメリカ発のブランドですが、日本国内で多くのユーザーの支持を集めています。
アメリカでは「LEVIS(リーバイス)」「Lee(リー)」「Wrangler(ラングラー)」の3つをジーンズ三大ブランドと読んでいます。
全国に数多くの取扱店を持ち、日本でもジーンズの代名詞と呼べるブランドの一つです。
Leeの歴史
Leeが誕生したのは、アメリカ合衆国カンザス州です。
もともとは生活雑貨の卸業者として営業しており、衣料品も取り扱っていました。
従来より既存品のワークウエアを取り扱っていましたが、度重なる仕入れ元の納品遅れに耐え兼ね、自社製品の開発に着手します。
これが、アパレルブランドとしてのLeeが誕生したきっかけです。
Leeのジーンズはアメリカの労働者から根強い人気を集めていましたが、1950年代からはファッションアイテムとしても認知され、若者から注目を集めるようになります。
1970年代から日本の市場に参入。
ブーツカットジーンズが大人気となり、現在でも愛されるブランドとして成長しました。現在ではなじみ深いジーンズのジッパーは、最初に導入したのはLeeだと言われています。
ジーンズブランドLeeの特徴
Leeの特徴は、その独自の商品と製造体制といえます。
通常、ジーンズは右綾織の生地が使用されますが、Leeのジーンズは左綾織のものを使用しています。
これにより色ぬけが良く、経年によるタテ落ち(色落ち)を一層楽しめるのが特徴です。
Leeのジーンズは生地が丈夫なことでも高評価を受けています。
ワークウエアとしての実用性はそのままに、ファッションアイテムとして長く楽しむことができる商品といえるでしょう。
Leeは、環境面に配慮した製品作りでも注目されています。
生地にはインドやウガンダの、環境に配慮して栽培された有機栽培綿を100%使用し、環境へのダメージを軽減しつつも高品質の製品作りを実現しました。
ジーンズの加工工程でも環境保護に取り組んでおり、水を使わないエアウォッシュ加工の技術を導入しています。近年SDGsの観点からも評価を受けているブランドです。
Leeの年齢層
主力製品がジーンズであることから、Leeのユーザーの年齢層は非常に多様です。
おもに10代から40代の間で人気ですが、長く履き続けることができるという性質上、シニア層にも愛好家が存在します。
デザインのバリエーションも豊富なため、どんな年代でも自分に似合うアイテムが見つかるブランドといえるでしょう。
Leeの人気モデル
Leeの商品は多様なラインナップが用意されています。
そのなかでも、特に人気のシリーズを4種紹介します。
代表作の101
101は、Leeの代表作といえるストレートタイプのジーンズです。
もともとはアメリカで働くカウボーイをターゲットとして作られたもので、現在はその復刻版が販売されています。
101B(ボタンタイプ)と101Z(ジッパータイプ)の2種類が存在し、好みのものを選ぶことができます。Leeのブランドとともに歩んできた、愛され続ける定番商品です。
ブーツカットタイプの102
102は、1970年代に誕生し、人気を誇ったジーンズです。
ブーツカットの名作の一つであり、もともとはブーツと合わせる目的で製造されているため、特徴的に裾が広がるようデザインされています。
現在でも美麗なデザインで支持を集め、フレアパンツの一種として根強い人気のある1本です。
テーパードタイプの203
203は、テーパードタイプのジーンズです。
腰回りに若干の余裕を持たせ、太ももから裾へと徐々に細くなり、シャープなシルエットを表現しています。
Leeのテーパードには足長効果があり、シューズを目立たせたいときにもぴったりです。
定番ストレート 205
205は、1970年代生まれのタイトストレートモデルです。
101を始めとするストレートモデルより、足回りや裾回りがすっきりとまとまる点が特徴的です。
203(テーパード)との違いは、203は腰にやや余裕があり、徐々に細身になっていくのに対し、205は腰から裾まで細めにデザインされています。
205の方が股上がやや浅く、脚によりフィットする履き心地です。
どちらも細身でスマートなシルエットのため、好みに応じて選んでみてください。
Leeの評判は?
ファッションアイテムとして、Leeはどのような評判を得ているのでしょうか。
SNSでLeeの愛用者の声を集めてみました。
Leeの評価を確認すると、品質の良さやタテ落ちのしやすさなど「Leeならでは」の特徴に惹かれ購入に至る人が多いようです。
ファッションアイテムとしての評価も高めで「ジーンズならLee」と考える方も少なくありません。
また、ジーンズ以外でも、
- パーカー
- スウェット
- オーバーウォール(つなぎ)
- スニーカー
なども人気があります。
まとめ
アメリカ発のジーンズブランドLeeは、ワークウェアメーカーとして培った技術を、現代の製品作りに生かしているブランドです。
高品質な独自商品で多くのユーザーに愛され、10代からシニアまで幅広い年齢層の支持を集めています。
商品バリエーションも非常に豊富なため、自分だけの一本がきっと見つかります。
気になった方はぜひ公式オンラインショップを覗いてみてください。
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