ポイントサイトで有名なモッピーでポイ活を始めました。
弊社では以前から服の仕入れを楽天などに頼ることも多いため、ポイントサイトがかなり活躍してくれています。
ポイントサイトは使ったことない人も多いと思いますので、本ページでは、ポイントサイトの仕組みと実際に使ってみた感想などをまとめようと思います。
モッピーとは?ポイントサイトの仕組みから解説
モッピーは広告代理店の大手、株式会社セレスが運営するポイントサイトです。ちなみにセレスは東証プライム市場に上場しており、インターネット広告業界では国内で最も知名度の高い会社の一つに数えられます。
ちなみに東証プライム市場の上場基準は非常に高く、基本的には俗に言う「大手企業」が中心で、国内では全部で1839社(2022年4月地点)となっています。
多くの機関投資家の投資対象になりうる規模の時価総額(流動性)を持ち、より高いガバナンス水準を備え、投資者との建設的な対話を中心に据えて持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場
https://www.jpx.co.jp/equities/market-restructure/market-segments/index.html
運営歴が長く安心感のあるモッピー
ポイントサイトと呼ばれるサービスは他にも、
など多数ありますが、その中でもモッピーは運営歴も長く、提携サービスの数も、交換できるポイントの数も豊富で非常に有力なサービスです。
モッピーの仕組み
モッピーなどのポイントサイトはわかりやすく説明すると、単純にポイントサイトを経由して何かを購入したり、申込みをしたりすると、そのサイトのポイントが入るだけのサービスです。
得たポイントは基本的には利用しやすい楽天ポイントやアマゾンギフトポイント、最近ではpay payやファミペイなどに交換することができます。
ポイントの交換率はものによって変わってきますが、楽天やpay payなど利便性の高いものでも100%となります。
モッピー1ポイント=楽天ポイント1ポイント
ちなみに私はほとんどの支払いをpay payで行っているので交換先はpay pay一択です。
モッピーの唯一のデメリット
詳しくは後述しますが、モッピーは「サイト(モッピー)の経由が必要で手間がかかる」という点を除けばデメリットはほとんどありません。
ただ、一つだけモッピーを経由することで損失が出てしまうケースがあります。
それは「スマホの公式アプリ経由での購入で還元率が高い場合、モッピーを使うことで損をしてしまうことがある」です。
例えば楽天市場の場合、スマホのアプリ経由でポイントが0.5倍となっているため、通常のポイント1%に加えて0.5倍加算、つまりスマホ経由で購入するだけで0.5%ポイントが追加されます。
モッピー経由で購入する場合、スマホアプリの0.5%がなくなってしまうので、その分損失が出るのです。
ただ、少なくとも2023年1月現在、モッピーの楽天市場購入は1%付くので、アプリ購入よりもモッピー経由の方が還元率は高いです。
- アプリ経由の楽天ポイント→楽天ポイント+0.5%
- モッピー経由→モッピーのポイント1%
楽天市場以外にも、moppy経由が出来ないスマホアプリの利用でポイント還元が大きい場合、moppyを使うことで逆に損をしてしまう可能性があります。※現在該当する案件の確認は出来ていません。
ポイントサイトが怪しいと言われる理由
ポイントサイトはデメリットが皆無であり(強いて上げるとするならめんどくさいことくらい)、ただ利用するかしないかだけで得られる利益に大きな違いが出てきます。
ポイントサイトには楽天はもちろん、Yahooショッピングやau PAYマーケットの他、ビッグカメラやロフト、東急ハンズなどの専門通販店もあります。
また、こういった通販サイト以外にも、クレジットカードの申込みやWi-Fiの契約、資料請求、旅行、保険や証券口座の解説など、様々な業種と提携しています。
例えばイオンカード(クレジットカード)のカード発行は2023年1月現在5,000ポイントとなっており、モッピーを経由するかしないかで5,000円分の差が出てくるんですよね。
楽天カードは2月21日現在、14,000ポイントとなっています。
私はすでに申し込み済みのため、「済」というマークがついていますね。
ちなみに楽天カードのポイントは毎月結構変わります。
ちなみに私がmoppy経由で楽天カードを申し込みした時は11.000ポイントで、今より3,000円分くらい少ないですね・・・
また、モッピーのすごいところはモッピーのポイント還元があるかと言って、通常の特典が得られないわけではなく、しっかりWAON POINT最大5,000円分など、通常の加入特典も得られるわけです。
そのためデメリットは本当に皆無であり、日常的にモッピーを使っているかいないかで大きな差が出てきます。
例えば現在、
- 楽天ファッション:5%
- au PAY マーケット:5%
- ビックカメラ:1.5%
となっているため、それぞれ、楽天ファッションで10万円、auで10万円、ビッグカメラの通販で10万円買いものをすると、
- 楽天ファッション:5,000円
- au PAY マーケット:5,000円
- ビッグカメラ:1,500円
合計11,500円分のポイントが貯まるわけです。
これに加えてイオンカード(4000ポイント)、ユーネクスト無料登録(2000ポイント)を行えば17,500ポイント。
これは1年間で貯められるポイントとしてかなり現実的な数字で、衣類や日用品、雑貨などを買う際にもこまめに貯めていけば数万ポイント貯めるのは難しくありません。
と説明するとすごく怪しいと思いません?
人によっては「そんな美味い話があるわけない」と思うわけです。
というのもモッピーの中には説明会の参加で数万ポイント獲得できるものもあるわけですから。
ユーネクストの無料登録なんかにしても、無料で登録して2000円もらえるって聞くと結構怪しいですよね。
でも実際もらえてしまうのです。
それが広告業界では当たり前なんですよね。
もう少しモッピーの仕組みを掘り下げると・・・
ここから業界人しか知らない少しマニアックな話となります。
「経由するだけでタダでポイントがもらえるモッピーの運営はどうなっているのか?」
当たり前ですが、モッピーは利用者のためにボランディアでポイントを配っているわけではありません。
その仕組みを業界の内部から見ると下の図のようなイメージとなります。
モッピーと始めとするポイントサイトは、楽天などの広告主から広告費を得ています。
どれくらいの広告費を得ているかは完全に企業秘密となっていますが、広告費を得ることができるため、ユーザーにポイントを還元することができるのです。
例えば楽天市場のポイント還元は1%となっていますが、モッピーは1%以上の広告費を得ていると思われます。1%以上の広告費が得られているのであれば、ユーザーに1%以上還元しても差額で利益を得ることができます。
「広告主がモッピーに広告費用を払っているならその分消費者はどこかで損が出るのでは?」
と思ってしまいそうですが、実際モッピーを利用せずとも私達が手に触れる商品の多くは多額の広告宣伝費、販促費が発生しています。
イオンカードはイオンの店頭での販促活動を常時行っていますし、テレビCMや動画広告、ネットのバナー広告なども行っています。
タイミングによって得する場合と損する場合は出てきますが、モッピーを経由したからと言って損するということはありません。
一部不正利用をされることもあるため怪しさ満点
ポイントサイトは端的に言えばサイトを経由して何かを申し込みすることでお金がもらえます。
その何か?は上述した通り、
- 資料請求
- クレジットカードの申込み
- 説明会の参加
- モニター利用、お試し利用
など楽天の購入のようにお金が掛からないものもあります。
お金の掛からない「お試し利用」でお金がもらえるため、しばし悪用する人も出てきます。
例えばサンプル品を大量のアカウントで購入してポイントザックザク、のような使われ方をされることがあるんですよね。
これはもちろん不正利用に当たるので、バレると返金などの義務が出てきますが、これをSNSなどで拡散してしまう人もいたりします。
すると、
- 無料登録だけでお金がもらえる!
- 今月ポイントサイトで10万稼げた!
- 更にサンプルをメルカリで売ってもっと稼げた!
のようなことをTwitterなどで言ってしまうわけです。
これでは怪しさ満点ですよね・・・
友達紹介でポイントが入るためSNSなどで宣伝する人も多い
更に怪しさを醸し出している大きな要因として、モッピーなどのポイントサイトの多くは友達紹介によって自分にポイントが入ってくるというところです。
そのためTwitterやInstagramなどでしつこく宣伝投稿しているアカウントが多数存在し、やはり怪しいサイトに見えてしまうわけですね。
ちなみにmoppyを友だちに紹介すると300pt入ってくるので、実質300円の利益になります。
少ない金額かもしれませんが、1日1人紹介すれば、1ヶ月で9,000円のお小遣いになります。
実際に使ってみて貯まったポイントを公開
せっかくなので先月から始めたモッピーで貯まったポイントはどれくらいか公開したいと思います。
以下の画面はモッピーの管理画面に表示されるポイントです。
現在貯まっているといえるポイントは37P。
少ないですね。
それには理由が2つあり、一つは試しにpay payポイントに交換して消費したことにあります。
2つ目の理由としては、まだ利用を始めて日数が少ないため、多くが「判定中ポイント」となっているためです。
上画像の通り、判定中ポイントは2,000P以上となっています。
ちなみに2022年で交換したポイントは下画像の通りで、合計で約4万円分paypayに交換していました。
判定中ポイントと確定ポイント
モッピーのポイントは判定中ポイントと確定ポイントの2種類があります。
判定中ポイントとは、申込みは商品購入が完了した際に加算される仮ポイントのようなもの。確定ポイントは実際に楽天ポイントやpay payなどに交換できるポイントです。
ちなみに合わせて「コイン」について説明しておくと、モッピーにはポイントとは別にモッピーコインが存在し、モッピー内のゲームやガチャなどで貯めることができます。
確定ポイント | 単に「ポイント」と呼ばれます。 実際に楽天ポイントやpay pay、Tポイントなどに交換できる。 |
判定中ポイント | 申込みや購入した際に加算されるポイント。 仮状態のポイントなので交換はできません。 |
コイン | モッピー内のゲームやガチャなどで貯まる。10コインで1ポイント。 |
なぜ「確定ポイント」と「判定中ポイント」に分かれているかというと、ウェブ上で反映された注文(申込みや購入)と、実態に乖離があるケースが多々あるからです。
例えば楽天で10万円分の注文をしても、商品が届く前にキャンセルすることは可能です。
そうした場合、
- 判定中ポイント:1000P(10万円の1%)
- 確定ポイント:0円
となります。
例えばクレジットカードの申込みの場合でも、申込み自体が完了しても、審査が通らないケースがあります。その場合、ポイントを貰える条件が「クレジットの発行」だった場合、確定ポイントは付与されません。
要するに不正を防止するための二段構えというわけなんですよね。
ポイントが確定するのはいつ頃になるか?
判定中ポイントが確定されるまでの日数は利用するサービスによって違ってきます。
確定される日数、(判定中ポイントとして)反映される日数の目安はそれぞれサービスごとに記載があり、例えば楽天市場の場合、以下のように記載されています。
入金後90日前後、なのでクレジットカードで購入してからだいたい3ヶ月くらい先になるということです。これは結構先になりますね・・・
楽天は確定まで非常に長いですが、その他のサービスを見てみると、
- U-NEXT:30日前後
- d fashion:30日前後
- au PAY カード:1ヶ月前後
- pay payカード:発行後2週間前後
となっており、だいたい1ヶ月~3ヶ月くらいのものが多いです。
ちなみにヤフーショッピングやau PAY マート、ビックカメラなどの通販サイトの多くは90日前後となっていました。これはおそらく管理が大変だからだと思います・・・
デメリットはほぼなし!ポイ活を始めてみよう
ここまでモッピーについて最低限知っておきたいことを解説してきました。
「購入する際に経由しないといけないのがめんどくさい・・・」
というデメリットはありますが、それ以外損失は一切ないので、せっかくだから始めてみましょう。
年間10万円、3%貯めることができれば3,000円、年間50万円くらい通販で購入する人は15,000円くらいになりますよ。
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