ライトオンは全国各地のイオンや駅ビルでショップが展開されているため知名度が高く、また利用しやすいのでファッション初心者には強い味方のように思えます。
しかしその半面で「ダサい」という意見、評判も多いのが事実で「無難にカッコイイファッション」を目指すならライトオンは利用しないほうが良い、という考え方もできます。
ライトオンに関するTwitter上の評判
ロンT欲しいのにすげーダサい😭袖が火吹いてるデザイン20年前に茨城のヤンキーがよく着てた😭ライトオンで売ってた😭 pic.twitter.com/nMhtxQ3bYn
— ❁ シロ ❁ (@pinks240) November 10, 2021
ライトオングッズ全部ダサいよヤダー😭
— おぢ三亭アケル (@akeruuuuu) April 28, 2021
しかし実はライトオンは統一されたブランドではなく、様々なブランドの製品を扱っており、中にはリーバイスやLeeなどの人気ブランドも販売されています。
つまりカッコイイ服も多いのです。
なのになぜダサいイメージがついているのか?
本ページではライトオンがダサいと言われる理由の考察とライトオンでコーディネートする際の注意点について解説します。
ライトオンがダサいと言われる理由
理由は大きく分けて3つあると考えます。
- どこにでもあるため希少性がなく、誰もが利用している
- ユーザー層、年齢層が幅広い
- アイテムに統一性がなくなんでも置いている
- コスパ、機能性を重視した服も多い
- そもそもダサい服も多い
これらが理由でもはやライトオンは「ダサい」、「ダサい人が着る服」というイメージがついてしまっています。
ファッションは着る人が増えるとチープになる
ファッションはある程度の希少性が必要です。
同じような白いシャツでも、
「全国どこにでもあるユニクロのシャツと古着屋に置いてある一点物では後者の方が価値があるように感じてしまう」
というのがファッションです。
ライトオンは全国に500店舗以上展開されており、国内のアパレルショップとしてはユニクロ、しまむらに次ぐ規模となっています。GUよりも多いです。
ユニクロ、GU、しまむらは安くて品揃えがよくて便利ですが、同時にやはり「ダサい」というイメージがつきまといます。
店舗数が多く、利用しやすく、それでいて価格もリーズナブルになるとファッションにそれほど興味のない学生~中年男性までもが着るようになるので、どうしても「ダサい人も利用するショップ」になってしまうんですよね。
こればかりは避けられないかもしれません。
ユーザー層、年齢層が幅広い
店舗が多く、どこにでもあるため、その分年齢層、ユーザー層も幅広くなっています。
わかりやすく言えば「中年男性が好む服」もあり、「10代の学生に似合う服もある」というのがライトオンの特徴です。
10代の男子学生からすれば、40代の男性が好む服はおじさんくさく感じるかもしれません。
逆も然りで、20代後半くらいの人が見れば子どもっぽい服が多く感じてしまうのかも。
これはライトオンに限ったことではありませんが、年齢層、ユーザー層が広ければ広いほど、「ダサい」と感じる人も増えてきます。
逆に例えば、原宿に一つしか店舗がないブランドであれば、原宿でその店を知っている人しか利用しないため、ユーザー層とおいてある商品のズレが生じることがありません。
多くの人が利用するライトオンはどうしても「ダサイ」という声が出てきます。
とにかくアイテムに統一性がない
冒頭でもお伝えした通り、ライトオンはライトオンそのものがブランドとなっているわけではなく、様々なブランドを仕入れて販売しています。
形としてはセレクトショップに近いですが、セレクトショップはバイヤー(仕入れ担当者)がショップのコンセプトに合わせたブランドのアイテムを選んで(セレクトして)仕入れている一方で、ライトオンはショップのコンセプト、統一性を感じません。そのためかライトオンはセレクトショップとは言われませんし、名乗ってもいません。
取り扱っているブランドはリーバイスやLee等の大手ジーンズブランドからプーマやナイキ等のスポーツブランド、REPLAYやジースターロウ等のインポートジーンズブランド等非常に幅広いです。
また、取り扱っているアイテムも様々であまり見かけないスニーカーブランドのTシャツやパンツが並んでいたりします。
※下のTシャツはスニーカーで知名度の高いVANSのTシャツ
詳しくは後述しますが、ファッションは単にブランドを身につければ良いというわけではなく、同じブランドでもアイテムによって評価が変わってきます。
例えばVANSはスニーカーで人気のあるブランドですが、それ以外のアイテムはほとんどの人があまり見たことがありません。そのためVANSのTシャツを着ても良い服を着ているとは思われず、逆にダサく見えてしまいます。極端に言えばホンダ(自動車メーカー)のロゴの服を来ているようなイメージです。最近はましになったように思います(笑)
そういうアイテムが多いのがライトオンで、ファッションに疎い人はそれがわからないためライトオン利用者はそういう服を選んでしまいがちです。
結果、「ライトオン=ダサい」というイメージがついてしまっています。
コスパ、機能性を重視したブランドも多い
例えば「ALPHA」や「anello」、「KANGOL」など、どちらかというとコスパ重視のプチプラブランドが多いため、「安っぽい」と見られがちです。
また、「Coleman」や「Camp7」など機能面を重視したアウトドアブランドや、「FILA」「adidas」を始めとするスポーツブランドも混在しています。
これらのアイテムがすべて「ダサい」というわけではありませんが、例えばスウェットのトレーニングパンツなどをかっこよく着こなすのは難易度が高く、ダサいと見られがちではあります・・・
そもそもダサい服も多い
ライトオンは学生~中高年まで幅広い層をターゲットとしています。
そのため30代前半の人が着るにはおじさんっぽい服があったり、逆に学生っぽい感じの安っぽい服も置いていたりします。
また、上述した通り「スニーカーはかっこよくて人気があるけど、Tシャツはいまいち」みたいなものが多いので、ダサい服が多い感は否めません。
ファッションって興味ない人にとっては全然わからない世界だと思います・・・
しかし必要に迫られることは少なくないので、「興味がわかない」という人はコーディネーターに依頼してレンタルするのも良いと思います。
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ライトオンでコーディネートするコツ
これまで解説してきた通り、ライトオンには様々なブランドの服、アイテムがあり、中にはダサい服も多く含まれています。
そのためライトオンでは上から下まですべてを揃えようとはせず、良いものだけを選別して購入することをおすすめします。
その際にまず知っておくべきことは、先にも触れましたがファッションは同じブランドでもアイテムによって良さ、評価が大きく変わってくることです。
おすすめブランドと定番アイテム
例えばリーバイスならジーンズ、アディダスならスニーカー、ラコステならポロシャツといった感じでそれぞれブランドの定番アイテムというものあります。
ブランドの定番のイメージが強固であればあるほどそれ以外のアイテムだとブランド力が失われます。
ファッションに興味ない人からすると考えられないかもしれませんが、スニーカーやリュックで有名なブランドのTシャツやズボンは「逆にダサい」と思われることが多々あります。
以下はライトオンが取り扱っているブランドの中でおすすめできるブランドと、そのブランドの定番アイテムをまとめたものです。
ブランド名 | 定番アイテム |
---|---|
Camp7 | トップス及びパンツ |
リーバイス | ジーンズ、デニムアイテム |
Lee(リー) | |
ビッグジョン | |
ディッキーズ | ジーンズ等のパンツ全般 |
ジースターロウ | ジーンズ |
リプレイ | ジーンズ、デニムアイテム |
VANS(ヴァンズ) | スニーカー |
ナイキ | |
コンバース | |
BUCK NUMBER (ライトオンオリジナル) | シンプルなトップス及びパンツ |
ライトオンは元々ジーンズを主軸としたショップのため、ジーンズを定番とするブランドの取扱いが多いです。
中でもREPLAY(リプレイ)やジースターロウはヨーロッパで人気を誇るブランドで、シルエットが非常に綺麗なものも多いのでおすすめです。
定番アイテム以外は避けよう
上述した定番アイテム以外のものを見に付けていると逆にダサいと思わてしまうことが多いです。
例えばコンバースやナイキのTシャツはその多くがデカデカとロゴがプリントされていて、ファッションに詳しくなくてもほとんどの女の子がひと目でどのブランドかわかります。
それがTシャツのブランドとして評価されているなら好印象ですが、現状では(スポーツシーン等を除いて)そのような評価がされていません。
同様にリーバイスもジーンズならカッコイイですがトップス(上に着る服)はあまりカッコイイとは言えないものが多いです。
特にファッション初心者で「何が良くて何がいまいちなのかわからない」という人は上述した定番アイテムのみをセレクトする方が無難です。
Camp7は若年層に人気
ライトオンに多く陳列されているアウトドア系のブランド、Camp7(キャンプセブン)は男女ともに若い世代に非常に人気があります。
アウトドア系のブランドなので機能性もよく、使いやすいアイテムが多いので現在ライトオンで最もおすすめのブランドと言えるでしょう。
関連記事:CAMP7とは?20代~30代前半男性におすすめ出来る?年齢層や評判まとめ
ライトオンオリジナルのBUCK NUMBERは定番化して使いやすい
以前はトップスはあまりおすすめできるブランドはありませんでしたが、ライトオンが展開するオリジナルブランド、BUCK NUMBERはトレンドに沿ったアイテムが充実していて、シンプルで使いやすいものが増えました。
私はよくライトオンを利用するのですが、BUCK NUMBERのアイテムはシンプルで使いやすいものが多い印象です。
また、リーバイスやLee、ジースターロウ等のジーンズブランドはデニムアイテムがカッコイイので、デニムジャケットやデニムシャツがおすすめです。
また、イタリアのブランドであるリプレイはジーンズが定番アイテムですが、それ以外のトップスも結構良いものがあります。少々価格が張りますが。
まとめ
端的に言えばライトオンはカッコイイアイテムもあればダサいアイテムもあるということです。
どういうのが良いかわからないという人は上述したおすすめブランドとその定番アイテムのみ購入するようにしましょう。
ライトオンは人気のあるジーンズとスニーカーのブランドがたくさん揃っているので、「ジーンズとスニーカーはライトオンで揃えてそれ以外は別のショップで購入する」ことをおすすめします。
「自分で選ぶのが難しい」
「これを読んでもファッションなんてやっぱりよくわからない」
という方は試しにファッションレンタルを検討してみても良いかも。
コーディネーターが選んでくれるので無難に良い感じになりやすいです。
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