ライトオンは全国各地のイオンや駅ビルでショップが展開されているため知名度が高く、また利用しやすいのでファッション初心者には強い味方のように思えます。
しかしその半面で「ダサい」という意見、評判も多いのが事実で「無難にカッコイイファッション」を目指すならライトオンは利用しないほうが良い、という考え方もできます。
ライトオンに関するTwitter上の評判
ライトオンという看板のままではダサいイメージが拭い去れないと思う。ユニクロやGAPになれないなら、せめて名前くらいは変えた方が良いんじゃないのかな。どれだけ良いアイテム揃えててもライトオンでは買わないです。 https://t.co/RQ4hMgIb7e
— 川上城三郎(かおるや) (@sumahokaoruya) 2018年4月9日
そいつあたま怪我したとか言って記憶があんまり保たない?らしく携帯の送信メールに今日一日あったこと箇条書きにしててそこに浮気したことも書いてあって本当にクソだったし相変わらずライトオンで買ったようなクソダサい服着てた
— チンチン屋さん🌻 (@1x9x8x4y) 2018年4月7日
都内の大学ではダサい私服の筆頭がファッションセンターではなくてライトオンになる傾向がある
— 文々。新聞⑨課 (@bunbunmaru3017) 2017年11月26日
しかし実はライトオンは統一されたブランドではなく、様々なブランドの製品を扱っており、中にはリーバイスやLeeなどの人気ブランドも販売されています。
つまりカッコイイ服も多いのです。
なのになぜダサいイメージがついているのか?
本ページではライトオンがダサいと言われる理由の考察とライトオンでコーディネートする際の注意点について解説します。
ライトオンがダサいと言われる理由
理由は大きく分けて3つあると考えます。
- どこにでもあるため希少性がなく、誰もが利用している
- アイテムに統一性がなくなんでも置いている
- そもそもダサい服も多い
これらが理由でもはやライトオンは「ダサい」、「ダサい人が着る服」というイメージがついてしまっています。
ファッションは着る人が増えるとチープになる

ファッションはある程度の希少性が必要です。
同じような白いシャツでも、
「全国どこにでもあるユニクロのシャツと古着屋に置いてある一点物では後者の方が価値があるように感じてしまう」
というのがファッションです。
ライトオンは全国に500店舗以上展開されており、国内のアパレルショップとしてはユニクロ、しまむらに次ぐ規模となっています。GUよりも多いです。
ユニクロ、GU、しまむらは安くて品揃えがよくて便利ですが、同時にやはり「ダサい」というイメージがつきまといます。
店舗数が多く、利用しやすく、それでいて価格もリーズナブルになるとファッションにそれほど興味のない学生~中年男性までもが着るようになるので、どうしても「ダサい人も利用するショップ」になってしまうんですよね。
こればかりは避けられないかもしれません。
とにかくアイテムに統一性がない

冒頭でもお伝えした通り、ライトオンはライトオンそのものがブランドとなっているわけではなく、様々なブランドを仕入れて販売しています。
形としてはセレクトショップに近いですが、セレクトショップはバイヤー(仕入れ担当者)がショップのコンセプトに合わせたブランドのアイテムを選んで(セレクトして)仕入れている一方で、ライトオンはショップのコンセプト、統一性を感じません。そのためかライトオンはセレクトショップとは言われませんし、名乗ってもいません。
取り扱っているブランドはリーバイスやLee等の大手ジーンズブランドからプーマやナイキ等のスポーツブランド、REPLAYやジースターロウ等のインポートジーンズブランド等非常に幅広いです。
また、取り扱っているアイテムも様々であまり見かけないスニーカーブランドのTシャツやパンツが並んでいたりします。
※下のTシャツはスニーカーで知名度の高いVANSのTシャツ
詳しくは後述しますが、ファッションは単にブランドを身につければ良いというわけではなく、同じブランドでもアイテムによって評価が変わってきます。
例えばVANSはスニーカーで人気のあるブランドですが、それ以外のアイテムはほとんどの人があまり見たことがありません。そのためVANSのTシャツを着ても良い服を着ているとは思われず、逆にダサく見えてしまいます。極端に言えばホンダ(自動車メーカー)のロゴの服を来ているようなイメージです。
そういうアイテムが多いのがライトオンで、ファッションに疎い人はそれがわからないためライトオン利用者はそういう服を選んでしまいがちです。
結果、「ライトオン=ダサい」というイメージがついてしまっています。
そもそもダサい服も多い

ライトオンは学生~中高年まで幅広い層をターゲットとしています。
そのため30代前半の人が着るにはおじさんっぽい服があったり、逆に学生っぽい感じの安っぽい服も置いていたりします。
また、上述した通り「スニーカーはかっこよくて人気があるけど、Tシャツはいまいち」みたいなものが多いので、ダサい服が多い感は否めません。
ファッションって興味ない人にとっては全然わからない世界だと思います・・・
しかし必要に迫られることは少なくないので、「興味がわかない」という人はコーディネーターに依頼してレンタルするのも良いと思います。
弊社でメンズファッションレンタルサービスを開始しました。
SELECT|メンズファッションレンタルサービスをチェックする
ライトオンでコーディネートするコツ

これまで解説してきた通り、ライトオンには様々なブランドの服、アイテムがあり、中にはダサい服も多く含まれています。
そのためライトオンでは上から下まですべてを揃えようとはせず、良いものだけを選別して購入することをおすすめします。
その際にまず知っておくべきことは、先にも触れましたがファッションは同じブランドでもアイテムによって良さ、評価が大きく変わってくることです。
おすすめブランドと定番アイテム
例えばリーバイスならジーンズ、アディダスならスニーカー、ラコステならポロシャツといった感じでそれぞれブランドの定番アイテムというものあります。
ブランドの定番のイメージが強固であればあるほどそれ以外のアイテムだとブランド力が失われます。
ファッションに興味ない人からすると考えられないかもしれませんが、スニーカーやリュックで有名なブランドのTシャツやズボンは「逆にダサい」と思われることが多々あります。
以下はライトオンが取り扱っているブランドの中でおすすめできるブランドと、そのブランドの定番アイテムをまとめたものです。
ブランド名 | 定番アイテム |
---|---|
リーバイス | ジーンズ、デニムアイテム |
Lee(リー) | |
ビッグジョン | |
ディッキーズ | ジーンズ等のパンツ全般 |
ジースターロウ | ジーンズ |
リプレイ | ジーンズ、デニムアイテム |
VANS(ヴァンズ) | スニーカー |
ナイキ | |
コンバース |
ライトオンは元々ジーンズを主軸としたショップのため、ジーンズを定番とするブランドの取扱いが多いです。
中でもREPLAY(リプレイ)やジースターロウはヨーロッパで人気を誇るブランドで、シルエットが非常に綺麗なものも多いのでおすすめです。
定番アイテム以外は避けよう
上述した定番アイテム以外のものを見に付けていると逆にダサいと思わてしまうことが多いです。
例えばコンバースやナイキのTシャツはその多くがデカデカとロゴがプリントされていて、ファッションに詳しくなくてもほとんどの女の子がひと目でどのブランドかわかります。

それがTシャツのブランドとして評価されているなら好印象ですが、現状では(スポーツシーン等を除いて)そのような評価がされていません。
同様にリーバイスもジーンズならカッコイイですがトップス(上に着る服)はあまりカッコイイとは言えないものが多いです。
特にファッション初心者で「何が良くて何がいまいちなのかわからない」という人は上述した定番アイテムのみをセレクトする方が無難です。
ライトオンでトップスは基本的に買わないほうが良い

おすすめブランドとその定番の表を見ての通り、ライトオンにはおすすめできるトップス(上に着る服)がありません。
私はよくライトオンを利用するのですが、ジーンズを買うことはあってもTシャツやシャツ、ジャケット等のアウターを買うことはありません。
探せば良いものもあるかもしれませんが…
リーバイスやLee、ジースターロウ等のジーンズブランドはデニムアイテムがカッコイイので、デニムジャケットやデニムシャツはおすすめできます。

また、イタリアのブランドであるリプレイはジーンズが定番アイテムですが、それ以外のトップスも結構良いものがあります。少々価格が張りますが。
まとめ
端的に言えばライトオンはカッコイイアイテムもあればダサいアイテムもあるということです。
どういうのが良いかわからないという人は上述したおすすめブランドとその定番アイテムのみ購入するようにしましょう。
ライトオンは人気のあるジーンズとスニーカーのブランドがたくさん揃っているので、「ジーンズとスニーカーはライトオンで揃えてそれ以外は別のショップで購入する」ことをおすすめします。
「自分で選ぶのが難しい」
「これを読んでもファッションなんてやっぱりよくわからない」
という方は試しにファッションレンタルを検討してみても良いかも。
コーディネーターが選んでくれるので無難に良い感じになりやすいです。
コメント