30代のファッション初心者の男性にとって、服選びは悩ましいもの。
20代と同じような格好は気が引けるけれど、かといってどんな服装を選べば良いか分からない。
このように、ファッションの組み立てで悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
そこで、今回はカジュアルファッションの定番アイテム、Tシャツをテーマに、30代男性の服選びを解説。
どのようなアイテムを選べば良いのか、おすすめのブランドをあわせて紹介します。
Tシャツの種類
おすすめを紹介する前に、まずはTシャツにはどのような種類があるのかを整理してみましょう。
袖の長さは4種類
Tシャツの袖の長さは、大きく分けて「半袖」「五分丈」「七分丈」「長袖」の4種類です。
半袖と五分丈は主に夏用、七分丈と長袖は秋~冬のコーディネートで見られます。
五分丈は半袖の一種として分類されることもあり、おもに後述のビッグシルエットTシャツに採用されます。
単純に気温に合わせて選ぶこともできますが、五分丈と七分丈のように、袖丈の長さに変化を付ければ、コーディネートがより洗練された印象に仕上がりますよ。
ゆったりのビッグシルエットとタイトTシャツ
Tシャツはシルエットにもバリエーションがあります。
なかでも代表的なのが、ややだぼっとしたゆるい着心地の「ビッグシルエット」と、体のラインが出やすい「タイトシルエット」です。
昨今はビッグシルエットが流行しているため、町を歩くと着ている人をよく見かけますね。
どちらのシルエットを選ぶかは、基本的に着用感や好みで選んで問題ありません。
一枚で着ると、ビッグシルエットなら抜け感のあるファッションに、タイトシルエットはよりスマートな印象に仕上がります。
ポケットなどの装飾があるものも
胸ポケットや襟元のボタンなど、装飾つきのTシャツもあります。
装飾があると、無い場合と比較して、他のアイテムとの組み合わせに工夫が必要になります。
とはいえ、無地に同色の胸ポケットがあるなど、目立たない装飾のものも多いため、この場合はそれほど神経質になる必要はありません。
襟型にも種類がある
襟型も、Tシャツの印象を左右する要素の一つです。
襟型のなかでも、以下の6種類が代表的です。
- クルーネック
- Uネック
- Vネック
- ボートネック
- ヘンリーネック
- タートルネック
各襟型の詳細は以下の記事で紹介しています。
参考にしてください。
30代男性におすすめのTシャツは?
では、30代男性がTシャツを選ぶ際、具体的にどのようなものを選べばよいのでしょうか。
無地やボーダーが使いやすくておすすめ
ファッションにあまり自信がないのであれば、無地やボーダーなどシンプルなデザインのものがおすすめです。
30代以降に多い「コーディネートをすっきりとスマートな印象にまとめたい」要望にマッチしています。
また、無地Tシャツは主張しすぎないため、他のアイテムと組み合わせた際にバランスがとりやすくなります。
ジャケットやパンツと合わせる場合も失敗しにくくなりますよ。
初心者は避けた方が良いTシャツ
おすすめとは反対に、避けた方が良いデザインもあります。
広めのVネック
首回りが広く開くタイプのVネックTシャツは、尖った印象になりやすくコーディネートの難度が高いアイテムです。
ワイルド系ファッションとは相性が良いのですが、その反面なんとなくコーディネートに取り入れると「チャらい」「若作りしている」と見られてしまうことがあります。
全体のバランスを取るのが非常に難しいため、センスに自信のある上級者向けといえます。
ノースリーブ
ノースリーブのTシャツも、コーディネートが難しいため初心者向けではありません。
一枚で着る場合「チャラそうで怖い」という印象を与えやすいです。
また、相応にマッシブな体型の方でなければ似合いにくいため、避けた方が無難といえます。
プリントTシャツ
大きなプリントの入ったTシャツは、一枚で服装が決まりやすい反面、コーディネート全体で考えると主張が強く、他のアイテムとは合わせづらいです。
アイテム選びの難度も高めなので、こちらも初心者向けとはいえません。
30代におすすめのブランド
30代がTシャツを購入する際、どのブランドのものを選ぶべきかは迷いどころです。
そこで、当サイトおすすめのTシャツブランドを5種紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
BEAMS
セレクトショップ大手のBEAMSは、Tシャツの購入でもおすすめのブランドの一つです。
カジュアルファッションに強く、Tシャツのラインナップも非常に豊富です。
デザインは無地からプリント入りまでバリエーションが豊富なため、自分好みのものを見つけられる点がメリット。
シルエットは大きめのものが多いので、ゆったりとした着心地が好きな方向けです。
Tシャツの価格は1枚3,000円程度からとなっています。
SHIPS
BEAMSと並ぶ国内のセレクトショップ大手です。
カジュアルファッションを扱うブランドとしては、年齢層はやや高めであり、大人コーデを意識する男性に適しています。
Tシャツはシンプルながらスマートなデザインのものが豊富で、コーディネートに組み入れやすくなっています。
シルエットはジャストサイズからビッグシルエットまでさまざまで、その時々の好みに応じてアイテムを選ぶことができます。
Tシャツの価格帯は1枚4,000円程度からです。
アーバンリサーチ
主に20代から30代の、若い世代から支持を受けるカジュアルファッションのセレクトショップです。
自社ブランドのTシャツは、無地やボーダーなど、おしゃれでありながらシンプルなデザインが多くなっています。
コーディネートをすっきりとまとめたい人にぴったりのブランドです。
アーバンリサーチには毛色の異なる複数のレーベルがあるため、デザインやテイストを比較し、自分好みのものを選ぶのも楽しいですよ。
Tシャツは1枚5,000円程度から取り扱っています。
DIESEL
高品質のデニムが大人気の、イタリアのカジュアルファッションブランドです。
素材と個性にこだわったアイテムは、コーディネートをクールに決めたいユーザーから世界中で人気を博しています。
Tシャツに関しては、無地かワンポイントのプリントが入ったものが多く、いずれも場面を選ばず使いやすいデザインとなっています。
シルエットはジャストサイズのものが多く、袖丈は王道の半袖・長袖が中心です。
Tシャツの価格は1枚5,000円程度からとなっています。
スコッチアンドソーダ
スコッチアンドソーダは、オランダ発祥のカジュアルファッションブランドです。
着心地・品質を重視した製造と、個性的なデザインに定評があり、ユーザーから支持を受けています。
Tシャツはややポップなデザインやカラーが多いです。
そのため、コーディネートの組み立てに慣れてきた中級者向けのブランドといえます。
ジーンズにも力を入れているため、Tシャツが気に入った場合はセットで揃えるのもアリですね。
Tシャツは1枚4,000円程度から取り扱っています。
まずは合わせやすいデザインから選ぶ
ファッション初心者のTシャツ選びでは、無地やボーダーなど、シンプルなデザインのものを中心にしてください。
「無難でつまらない」と思うかもしれませんが、選ぶシルエットやパンツとの組み合わせで、印象は大きく変わりますよ。
最初はシンプルにまとめることを目指し、慣れてきたら自分の好みを反映させて、少しずつ個性的な服装に挑戦しましょう。
参考:
https://www.beams.co.jp/search/?tree=1210&search=true
https://www.coronet.co.jp/brands/scotch-soda/
https://zozo.jp/men-shop/scotch-soda/tops/tshirt-cutsew/?dord=32
https://safarilounge.jp/product/search/?cid=1056&b=440&amt=1&o=2
https://www.tshirt.st/jp/casualnote20190330/
https://bit.ly/3F0z7Vz
https://bit.ly/3zSDK04
https://bit.ly/2ZKY9aY
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