服装規定のない公務員の服装は何が良い?おすすめアイテムを紹介します

職場に着ていく服として何を選ぶべきかは、世の男性の悩みどころの一つ。とくに「公務員」かつ「服装規定がない」職場の場合、ふさわしい服装が分からないという方は多いものです。

公務員ファッションのポイントは「決まりすぎず」かつ「崩しすぎない」ことです。この絶妙なバランスを実現するキモは、アイテム選びにあります。

この記事では、市役所や学校などに勤務する公務員の服装には、どのようなものが適しているのか紹介していきます。

目次

規定がなくても派手すぎず、動きやすいものを選ぼう

服装規定のない公務員の職場では、派手さを抑えつつ、動きやすいアイテムを選ぶことが重要となります。アイテム選びの基準を4つ紹介します。

原色や主張の強いアイテムは避けよう

まず避けるべきは、主張の強い柄が入ったものや、オレンジやピンクといった原色系カラーのものです。
服装規定がないとはいえ、公務員は自治体の顔ともいえる職業です。

派手すぎる服装は避けたほうがよいでしょう。

ただし、柄物が全てNGではありません。控え目なチェックやストライプなどは、無難ファッションの良いアクセントになるのでおすすめです。

柄物は、柄が細かく、生地の色に近いほど悪目立ちしにくくなります。この点を基準にしてみてください。

パーカーやジャージなどラフすぎるアイテムはNG

パーカーやジャージなど、あまりにもラフな服装はNGです。
体育の先生などは指導用のジャージで一日過ごしている方もいますが、例外と考えたほうがよいでしょう。

失礼にならない服装で、かつ動きやすさを確保するアイテム選びは、後ほど紹介します。

動きやすいアイテムを中心に

動きやすさも、公務員ファッションでは大切になるポイントで、仕事中の快適さを左右します。

ひと口に公務員といっても、仕事内容は多岐に渡ります。たとえば、市役所の職員でも、住民の家に出向く場合や、トラブルの現場調査が必要な場面もあります。

学校の教師も、移動教室や課外授業などで意外と運動量は多いため、動きやすい服装の方がよいでしょう。

「人に見られる」ことを意識すれば失敗は少ない

公務員の服装では「人に見られる仕事である」ことを意識すれば失敗は少ないでしょう。

公務員には服装規定がない仕事も多いことから、カジュアル寄りのファッションにしてしまう方もいます。しかし、基本的に来客応対のできない格好はNGと考えてください。

パーカーやジャージなどは着心地がよく動きやすいのですが、その恰好で父兄の応対や市役所の受付ができるかと考えると、自ずと候補からは外れる服装です。ある程度の「きちんと感」は必要となりますので、この点を基準としてください。

服装規定のない公務員におすすめのアイテム

では、服装規定のない公務員は、具体的にどのようなアイテムを選べばよいのでしょうか。

トップスとボトムスのおすすめを紹介していきます。

ジャケットは必須ではない

服装規定がない場合、ジャケットはあってもなくてもOKです。

ジャケットありなら、来客の際にきちんとした印象を与えられますし、防寒着にもなります。とはいえ、なければ失礼かというとそうともいえません。強いていえば、カジュアルシャツだけではバランスが悪く感じる場合や、来客予定がある場合には用意しておいた方が良いでしょう。

ジャケットを着る場合、グレーやネイビーなどダークカラーのテーラードジャケットがおすすめです。

カジュアルシャツ

公務員ファッションでは、カジュアルシャツは一年を通しておすすめできます。スーツ用のワイシャツと比べ、適度な「こなれ感」があり、窮屈に感じにくいメリットがあります。

カジュアルシャツのアイテム選びでは、前述のとおり派手な色や模様は避けましょう。たとえば、チェックのネルシャツなどはカジュアルファッションの定番ですが、仕事用としては目立ちすぎるきらいがあります。

もっとも無難なのは白無地ですが、薄いブルーやグレーなどもOKです。光沢の少ないものを選ぶと「決まりすぎ」を防ぐことができます。素材は綿や、化学繊維との混紡生地、オックスフォードなどが丈夫でおすすめです。

夏場はポロシャツもあり

夏場は半袖のポロシャツもOKです。環境省でも、夏場のオフィスでのクールビズとして、ポロシャツ着用が認められています。

クールビズが盛んな昨今は、オフィスでの着用を前提とした、ビジネス仕様の「ビズポロ」も販売されています。パンツに裾を入れることを前提とした長めの丈や、台襟がついているなど「きちんと感」を演出できるのがメリット。公務員にもおすすめです。

環境省の資料を確認する場合はこちら

真冬はシャツの上にセーターやカーディガンなど

真冬の職場では、防寒着としてシャツの上にセーターを着用することもできます。こちらも、編地がフラットで、大きな模様の入っていない無地のものがおすすめです。

セーターの襟元は、あまり詰まっているとシャツの襟でごわつくので、少し余裕のあるデザインのものがおすすめです。Vネックか、適度に首元の開いたクルーネックを選んでください。

前にボタンがついているカーディガンなどもおすすめ。

パンツはスラックス、またはチノパン

公務員ファッションのパンツはスラックスか、チノパンのどちらかです。
基本的にはスラックスをおすすめしますが、外出する場合など、活動的な場面ではチノパンのほうが動きやすく適しています。

パンツのシルエットは、やや細めからストレートシルエットがおすすめです。あまりにもピッタリしたデザインや、フレアデニムのように余裕のあるものは適していませんので注意してください。

チノパンやスラックスの選び方は、以下の記事でも紹介しています。

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靴はカジュアルな革靴がおすすめ

公務員ファッションの靴は、革靴がもっとも無難でおすすめです。ただし「内羽根」の靴はフォーマルな印象が強いため、式典などかしこまった場でのみ履くようにしましょう。

外羽根の革靴は、締まりすぎず崩しすぎない、ちょうどよいバランスのアイテムといえます。色は黒かブラウンを選びましょう。外出が多いなど、動きやすさを重視したい場合は、パッと見では革靴に見えるデザインの「レザースニーカー」もおすすめです 。

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公務員ファッションではTPOを意識する

服装規定のない公務員の場合、いわゆるビジネススタイルよりはゆるめの服装で問題ありません。ただし、崩しすぎはNGですので、今回紹介した内容を参考に「来客に失礼がないか」を基準として考えてみてください。

わからない場合は、ビジネスカジュアルに準拠して服装を組み立てて、職場に合わせて少しずつカジュアルさをプラスしてみると安心です。こちらの記事も参考にしてください。

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