婚活やデートなど、女性の目を意識した服装が必要な際に、意外と困るのがバッグ選び。 せっかくおしゃれなファッションでも、バッグで失敗してしまうかも、と心配な方も多いでしょう。
そこでこの記事では、女性と会う際におすすめのバッグを紹介します。 どんなアイテムが適しているかも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
おすすめのバッグの種類
ファッションの多様化に伴い、バッグもさまざまなデザインがあります。 そのなかから、デートや婚活におすすめのものを4種類ピックアップしました。
トートバッグ
初対面のデートや顔合わせなど、多くの場合に最適解の一つとなるのがトートバッグです。 トートバッグは、持ち手が二つついている手提げ型のバッグのこと。 ビジネス・カジュアル問わず定番の一つです。
デザインもシンプルで、シックな印象のものを選べば、きれいめからカジュアルまで、どんな服装にも合いますよ。 他のバッグと比べると、収納量が多くやや大きいのものが一般的です。 荷物が多い方にもおすすめできます。
ただし、大型タイプはなかなかのボリュームで、肩掛けが前提なので、歩き回ったり自転車に乗るデートでは邪魔になるかもしれません。 活動的な場では避けた方が無難です。
クラッチバッグ
クラッチバッグは、持ち手がついておらず、そのまま手に持つスタイルのカバンです。
以前は、結婚式などパーティ用のバッグとして知られていましたが、現在は大きめで場面を問わず使用できるデザインのものも増えてきました。 見た目がスマートなのが特徴で、荷物が少ない場合に重宝します。
財布やスマホくらいしか持ち歩かないときは、パンツのポケットに無造作に入れる人もいるのですが、服のシルエットが歪みますし、落とすのも心配です。 クラッチバッグに入れて持ち歩くだけで、ぐっと洗練された印象になりますよ。
クラッチバッグのデメリットは、肩掛けができない分利便性があまりよくないこと。 手に持ったままの自転車やバイクでの移動などはまず不可能で、アウトドアにも向きません。 電車移動が前提のときや、屋内のちょっとしたデートなどでおすすめです。
カジュアルな場面ならサコッシュも
小ぶりのショルダーバッグのようなデザインのサコッシュもおすすめできます。 荷物の少ないカジュアルシーンに便利で、クラッチバッグと違い両手が空くのもうれしいポイントです。
レザーはバッグの素材として一般的ですが、サコッシュはナイロンや帆布製のものも多いのが特徴。 デザインのバリエーションが豊富で、カジュアルファッションとの相性がとくに良いバッグのひとつです。 容量は少ないので、物の入れすぎに注意してください。
シルエットがボコボコしたり、物を出す際にもたつく原因となります。
荷物が多い場合にはリュックがおすすめ
背中に背負えるリュックも便利なアイテムの一つです。 容量が大きめなので、ドリンクの携帯などで荷物が多くなりやすいアウトドアにも適しています。
タウンユースになじむ小型のものから、ハイキングやウォーキングなどアウトドアにおすすめの中型タイプまで、バリエーションも多様です。
どんなリュックがよいかはTPO次第ですが、荷物が少なく済む街歩きやお店でのデートでは、大型のものは避けた方が無難です。 レザー製か布製かでもかなり印象が変わるため、場面にあわせて選ぶとよいでしょう。
おすすめの色やデザイン
次に、デザイン面です。 女性ウケを意識した場では、どんなデザインのものが適しているのでしょうか。
色はシンプルなものが使いやすくておすすめ
バッグ以外のファッションアイテムにもいえることですが、基本的に色はシンプルなものがおすすめです。
ブラックやネイビー、ダークブラウンなどのカラーは、カジュアルからきれいめまで、場面を問わずどのような服装とも合わせられるためおすすめできます。
靴や時計とバッグの色を合わせるのも、ファッション全体のバランスがよくなるためおすすめです。
バッグの素材はレザーが無難
女性と会う場合、バッグはレザー製のものがもっとも無難です。
カジュアルからきれいめまでどんなファッションでも活躍できます。 帆布やナイロン製のカバンもカジュアルな場面ならOKですが、子供っぽい印象にならないようアイテム選びは慎重に。
とくに、帆布製のトートバッグは色使いによっては買い出しバッグやお弁当用バッグに見えやすいため注意が必要です。 無地でワンカラーのものか、持ち手がレザーのものであれば野暮ったく見えにくいため検討してみてください。
デザインはビジネスほど固すぎないものを
仕事帰りにスーツで会うケースなどは別ですが、可能であればビジネス向けのものより、ワンランクくだけたデザインのものが望ましいです。
たとえば、ナイロン製の黒トートバッグは「ザ・ビジネス用」のイメージが強く、休日のデートとはアンマッチなアイテムといえます。 装飾性があるものや、二色使いのものなら、ワンランクカジュアルダウンできます。
ビジネスでもカジュアルでも使える万能選手がよければ、革製のトートバッグなどがおすすめですが、デザインの匙加減が分からない人も多いでしょう。
この場合は、無理をせず仕事用とは別にプライベート用のカジュアルバッグを一つ持っておくのもおすすめ。 クラッチバッグやサコッシュは、ビジネスシーンではまず登場しないため、安心してデートに使用できます。 きれいめなデザインのレザーリュックなどもおすすめです。
ブランドはこだわらなくて良い
バッグを選ぶ際、ブランドを気にする人も多いでしょう。 とくに、ある程度歳を重ねた大人の男性の場合「相応に良いものを持っていないと女性に失礼ではないか」と思うかもしれませんね。
結論からいうと、女性と会う際のバッグは、ハイブランドのものでなくとも大丈夫です。 見ただけでバッグのブランドが分かる人は少ないので、あまり気にする必要はありません。
重要なのは、高級品かどうかより、デザインと高級感です。 おしゃれで安っぽささえ感じなければ、予算内で好みに合うものを選んでOKです。
できれば実店舗で購入する
初めてのブランドでバッグを購入する際は、できれば店舗で実物を見て購入するのがおすすめです。 ネット通販が悪いわけではないのですが、商品説明でデザインや容量が美化・誇張されていることも珍しくないためです。
そのため、実用性や雰囲気は通販ではわかりにくく、届いたものが想像と違うというケースはしばしばあります。 とくに、バッグは数万円単位の買い物になることも多いため、万一の際にサポートがしっかりしている店舗の方が安心です。
スタッフに相談しながら選べるメリットもありますので、長く使う予定のものであれば、ぜひ店舗で目で見て選んでください。
男のバッグ選びは「きれいめカジュアル」を意識すると失敗しにくい
普段使いのバッグは、基本的には好みに合ったものを選ぶのが一番。 ただし、デート用など女性の目を意識するのであれば、王道の「きれい目カジュアル」なアイテムを選ぶと失敗しにくくなります。
おすすめはレザーのバッグですが、帆布やナイロンなどでも服装とTPOにマッチしていればOK。 ぜひお気に入りの一本を探してみてください。
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