白いシャツは爽やかでかつ涼しげな印象を与えるため、春から夏にかけて重宝するアイテムです。
普段野暮ったいイメージのある人でも白いシャツを着るだけでかなり爽やかになるので普段仕事で毎日着ている人も、そうでない人も取り入れることをおすすめします。
しかし白いシャツといっても実は様々な種類のものがあり、ものによってシルエットも大きく変わってきます。
また、アイテムそのものや合わせ方一つで印象が大きく変わってきたりもします。白シャツを着こなすのは実は意外と難しいです。
そこで本ページでは特にファッション初心者の方のために、白シャツをかっこよく着こなすコツと選び方について解説します。
白シャツの選び方の基本

白シャツの選び方のポイントは以下の3つです。
- サイズ、丈に注意する
- 素材、形に注意する
- 色に注意する
それぞれ重要なポイントなので選ぶ際は必ず見るようにしましょう。
シャツを買うときはサイズに慎重になろう
白シャツに限らずですが、シャツを選ぶ際はサイズに注意を払いましょう。
サイズが大きすぎたり、小さすぎたりすると見た目に気を使っていない印象を受けてしまいます。
特に白シャツのようなシンプルなデザインのアイテムは形、シルエットで大半が決まります。
どんなに形の良いアイテムでも、サイズで失敗してしまうと台無し。
カジュアルなので採寸してピッタリ合わせるほどではないかもしれませんが、できる範囲で試着して店員さんに確認してもらうことをおすすめします。
一般的なサイズ感だと中肉中背でM、身長175cm以上くらいだとLくらいのサイズを選ぶことが多いと思いますが、シャツを選ぶ際はこれよりワンサイズ小さいくらいで選ぶとピッタリ着れると思います。ただし無理している感じが出るのはNGです。
下画像のモデルの身長は180cm、通常XLサイズが適しているとされていますが、着用はLサイズ。
やや大きめシルエットのアイテムということもあり、通常よりワンサイズ小さいものが適しています。

ちなみに私(身長177cm、体重65くらいのやや痩せ型)はM~Lくらいを着ています。ほとんどMサイズです。
素材や形状をチェックしよう
一言に白シャツといっても素材や形状に様々な種類があります。
素材には大きく分けて、
- 綿
- ポリエステル
- リネン(麻)
の3つがあり、折り方の違いでブロードやオックスフォード、サテン等種類が多岐に分かれます。
参照 生地の素材について|ファッション・シャツの基礎知識|ワイシャツ専門店 ozie公式サイト オジエ
カジュアルなシーン、私服で選ぶ際はやはり無難な綿素材のオックスフォードやリネン等を選ぶと良いです。
少し高めのレストラン等に行くときはしっかりしたやや硬めのブロードシャツなんかも良いと思います。
また、袖の長さも現在はたくさんの種類があり長袖、半袖だけでなく七分丈や五分丈等もあります。半袖のシャツはかっこ悪いのでNGですが五分丈、七分丈のシャツは意外と着こなすのが難しくないのでおすすめです。最近のトレンドでもあります。
※リネンの七分袖シャツ
同じ白でも色が微妙に違っていたりする
白シャツといっても実は白にも様々な色があり、微妙な違いで印象も変わってきます。
代表的な白、ホワイトを挙げると、
- オフホワイト
- アイボリー
- クリーム色
等がありそれぞれ全く別の色と言えるほど印象が変わってきます。
また、シャツの素材や折り方、柄等でも色合いがガラッと変わってくるので一概に白いシャツといっても大きく違ってきます。
※画像は同じ白シャツでも全く違う例

選び方のポイントとしてはまず普通のホワイトのシャツを選ぶことです。
アイボリー系(黄色がかったクリームっぽい感じの色)も結構多いですが、より春っぽい爽やかさを与えるのはどちらかというと青っぽく見えるくらいの真っ白いものが良いです。
微妙な色の違いが分かりづらい時はポケットティッシュ等で見比べてみてください。
白シャツの合わせ方
ここまで白シャツの選び方について解説してきました。
ここからは実際にどのようにして合わせればおしゃれに着こなせるかについて解説します。
合わせ方についてはシーン、場面によって大きく変わってきますが春~夏の私服の基本は、
- 白シャツ(ボタンを締める)
- ジーンズ(青系の明るめの色)
- 靴はスニーカー
が無難にカッコイイです。
白シャツ×デニムの組み合わせ
白シャツとジーンズはアイテムそのものが無難にカッコイイので後はサイズに気をつければそれだけで爽やかでカッコイイ印象を与えることができます。

とにかく重要なのはサイズとシルエットで、ガッチリした人はそれほど気にしなくても大丈夫ですが、細めな人は細めなシルエットのものを選びましょう。
上にジャケットを羽織ると婚活やオフィスで利用しても自然ですね。
30歳を超えるくらいの年齢になると少しカジュアルで爽やかな服を着るだけで他の男性とは違う雰囲気をまとうことができます。
シャツインは難易度が高い

シャツの裾をズボンに入れるいわゆるシャツインと呼ばれるファッションは着こなすとカッコイイですが、難易度がやや高いです。
まずシャツインをすることで体型が出てしまうのである程度お腹が引き締まっている必要があります。また、本来トップス(上に着る服)で隠れる腰回りが見えるので、よりラインがきれいなボトムス(ズボン)とかっこいいベルトを身につける必要が出てきます。
ただシャツインには以下のようなメリットもあります。
- シャツの丈、胴回りのサイズ感をそれほど気にしなくて良い
- アウターを着る際に丈のバランスを気にしなくて良い
- 引き締まって見えるのでドレスコードとして使いやすい
- 着こなすとかなりおしゃれに見える
これらのメリットから「シャツインはしない方が良い」とは言えません。
ただどうしても初心者にはハードルが高いので、シャツインはアウター(上に羽織る服)を着る際に挑戦してみましょう。
シャツの上にジャケットやブルゾン、パーカー等を羽織る時は丈を気にしなくて良いのでシャツインをした方がむしろ難易度が下がります。

ジャケット等を上から羽織った際に、後ろからシャツが出ていたりするとだらしなく見えるので、上になにか羽織る際はシャツインしてみましょう。
まとめ
繰り返しになりますが白シャツは涼しげで爽やかな印象を与えるので春から夏にかけて重宝します。
シャツ選びはとにかくサイズが重要で、極力ショップに行って自分に合ったサイズのものを選びましょう。
サイズさえしっかりしていれば後は普通にジーンズとスニーカーに合わせるだけでかなりおしゃれに見えます。
白シャツはカジュアルなシーンからホテルのレストラン等でも幅広く使えるのでうまく着こなしてみましょう。
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