40代男性向け!帽子の選び方とおすすめブランド

帽子は、コーディネートのアクセントとしてしばしば活用されるアイテムです。

とくに、40代以上の大人の男性にはおすすめのアイテムで、服装に合うものを選ぶことで、ぐっと洗練された印象になります。

とはいえ、いざ選ぶとなると選択肢が多く迷ってしまうもの。

そこで、この記事では40代の男性向けに、帽子の種類や選び方、おすすめのブランドを紹介します。

本記事は創業100年以上となる老舗帽子店、銀座トラヤ帽子店様にご協力いただき執筆しています。
銀座トラヤ帽子店の公式ページはこちら

目次

帽子のタイプ

帽子のタイプ

帽子のタイプは無数に存在しますが、ここでは一般的によく着用されるものを紹介します。

それぞれ適したファッションや着用シーンがありますので、把握したうえでアイテム選びができると理想的です。

定番のキャップ

キャップ

キャップは、ドーム状の布地に、前面につばがついたデザインがおなじみのアイテムです。
おもにカジュアルシーンやアウトドアで活躍するタイプの帽子で、崩した服装やラフなファッションとも相性が良いです。

後ろ向きに被ると、ワイルドな印象になるため、ヒップホップやストリート系のファッションでとくに愛されています。
一方、カジュアルさが強く出るため、格調高いレストランやフォーマルな服装には適しません。

一般的には、野球帽タイプのベースボールキャップと、頭頂部が平らなワークキャップの二種類が浸透しています。
ベースボールキャップはよりラフに、ワークキャップはやや落ち着きのある印象に仕上がります。

フォーマルでも使いやすいハット

ハット

全方位に水平につばがついているのが特徴のハットは、さまざまなシーンで活躍できる万能選手です。

テーラードジャケットとも相性が良いため、きれいめファッションにも取り入れることができます。
大人っぽい印象を与えるアイテムであり、40代の男性にはぴったりです。

種類としては、一般的なソフトハットのほか、チャップリンのトレードマークであるボーラーハット、カジュアル・アウトドア向けのフィッシングハットなどが存在します。

ハンチング帽

ハンチング

イギリスの狩猟用帽子が源流であるハンチング帽も、大人の男性におすすめのアイテムです。
前方に向けて厚みが少なくなっており、おでこの部分に幅の狭いつばがついていることが特徴です。

ハンチング帽のバリエーションとしては、頭頂部が楕円形になっているモナコハンチングと、継ぎ目のないプロムナードがよく知られています。

基本的に好みで選んで問題ありませんが、プロムナードを選ぶとよりすっきりと上品な印象に仕上がります。

ニット帽

ニット帽

キャップと並び、カジュアルな帽子の定番といえるのが、ニット帽です。
冬用の防寒帽子として広く使われていましたが、近年は流行が変化しており、通年着用も一般的になってきました。

カジュアルさの強いアイテムなため、格式ある場には向きませんが、カジュアルであればややラフなファッションからきれいめまで幅広く活躍できるアイテムです。

40代男性向け帽子の選び方

40代くらいの大人になってくるとやはり、

「大人っぽい」

という印象を得たいですよね。

学生のような原色のキャップを被るわけにもいきませんし、かといってハットやハンチングを被ることで、老けて見えてしまうこともよくあります。

では一体どのようにして帽子を選ぶのか?

帽子は基本的に

  • TPO(行く場所や時間、場面)に合わせること
  • 服に合わせること
  • 季節に合わせこと

の3つに注意して選ぶと失敗しにくいです。

TPOに合わせた帽子選び

帽子のTPO

帽子の服と一緒で、TPOに合わせて選ぶことが重要です。

例えばキャンプやハイキング、釣りなどのアウトドアのシーンであれば、利便性の高いキャップや、アウトドアに適したハットがおすすめです。

逆に少し高級なレストランやラウンジなどを利用する際は、高級感のあるハットやハンチングなどが適しています。

色も利便性を重要視するアウトドアであれば原色系の目立つ色でも問題ありません。

しかし落ち着いた雰囲気の場所であれば、やはりブラックやブラウン、グレー、ネイビーなどの落ち着いた色のアイテムが適していますよね。

まず第一に考えることが「いつ」「どこで」「どのような場面で」使うか考慮することが重要です。

服に合う帽子を選ぶ

次に考慮すべきポイントは「服に合った帽子選び」です。

これはある程度ファッションについて経験が必要になってきますが、原則、

  • キャップ→カジュアル
  • ハット→カジュアル~フォーマル
  • ハンチング→カジュアル~フォーマル
  • ニット帽→カジュアル

という認識で問題ありません。

そのため、ある程度フォーマルに寄せたジャケットやコート、シャツを着る場合はハットまたはハンチングがおすすめです。

逆にジャケットを着る際はキャップやニット帽は避けた方が無難。

Tシャツやスポーティーなファッションをする際はキャップが適していますね。

特にファッション初心者の方は無理せずお店の人にも相談するのが良いと思います。

季節に合わせた素材(帽体)選ぶ

意外と見落としがちなのは帽子の素材選びです。

帽子も服と同様に、季節に合わせて使いやすい素材がそれぞれ変わってきます。

例えば秋~冬に掛けて寒い季節であればウールフェルトやファーフェルト(ベロア)など、羊毛や毛皮など防寒性に優れた素材が適しています。

逆に言えばウールやファーなどで作られた帽子は秋冬物ということになります。

逆に暖かい季節の帽子は天然草やパナマ(パナマ草)、麻などで作らており、比較的通気性に優れています。

春~夏に被りたい帽子はそういった素材のものから選ぶのがおすすめです。

帽子のサイズの計測方法

帽子選びで忘れてはいけないのがサイズです。
合わないものを無理に着用すると、型崩れの原因になりますし、快適に着用するのも難しいためです。

帽子のサイズは、実際に頭にメジャーを巻いて実寸を計測します。

メジャーを当てる位置は、耳の上から指二本分上がったところです。

頭の周囲にメジャーを水平にぐるりと回し、締め付けないよう注意して長さを測ってください。

なお、ブランドによって細かなサイズの違いがあります。
実際に店舗で試着してみるか、通販で購入する場合はあらかじめサイズ感を確認してみることをおすすめします。

40代におすすめの帽子とブランド

では、実際に40代男性が帽子を選ぶ際、どのアイテムをどのブランドで選べばよいのでしょうか。
おすすめの帽子とブランドを紹介します。

Dantonのキャップ

Dantonのキャップ

Dantonは、ワークウエアブランドとして発祥したフランスのアパレルメーカーです。
現在は、デイリーカジュアルを主力とする人気のブランドとなっています。

Dantonの帽子では、キャップがおすすめ。
無地にロゴが入ったデザインのベースボールキャップを複数取り扱っています。
キャップ選びでは「子供っぽくなりそうで怖い」と心配される方もいますが、Dantonのベースボールキャップは比較的シンプルで落ち着いたデザインのものが多くなっています。

カジュアルファッションのアクセントから、きれいめコーデの「くずし」まで、幅広く活用できます。

価格は安いもので5,000円程度から販売しています。

Danton公式オンラインショップ

ラルフローレンのキャップ

ラルフローレンのキャップ

ラルフローレンは、アメリカ発祥のアパレルブランドです。若年層から大人の男性まで広く支持を集めており、品質の高さが高く評価されています。

ラルフローレンではキャップも多く取り扱っています。
デザインは比較的カジュアルなベースボールキャップが多いです。
中心にラルフローレンやPoloのロゴマークが入っています。

カジュアルファッションによく合うデザインのものが多いため、プライベートでおしゃれを楽しみたい場合に重宝するのではないでしょうか。

こちらも価格は5,000円台から購入できます。

ラルフローレン公式オンラインショップ

THE NORTH FACEのキャップ

North Faceのキャップ

THE NORTH FACE(以下ノースフェイス)は、アウトドアブランドとして発祥したアメリカのアウトドアメーカーです。
現在は、原宿や丸の内などに店舗があり、日本でも有数の人気ブランドとなっています。

ノースフェイスの帽子は、アウトドアに最適なキャップがおすすめ。

無地にロゴが入ったデザインのメッシュキャップを複数取り扱っています。

価格は安いもので5,000円程度から販売しています。

THE NORTH FACEの公式オンラインショップ

ボルサリーノのハット

ボルサリーノのハット

ボルサリーノは、イタリアの高級帽子メーカーです。
1857年に、イタリア北部のアレッサンドリアで発足し、洗練されたデザインと、ハンドメイドによる確かな品質で多くのファンを獲得しています。

ボルサリーノでは、キャップやベレー帽なども取り扱っていますが、なかでもハットが人気です。

ハットはシンプルかつシックなデザインのものが多く、一つ持っておけばカジュアル~フォーマルまで活躍してくれますよ。

価格は、安いもので5万円からと、ハイブランドの部類に入ります。
ただし、その分高い品質が保証されているため「良いものを長く使いたい」という方にはおすすめできます。

実際に手にとってみたい方は銀座トラヤ帽子店に足を運んてみてください。

ボルサリーノ公式オンラインショップ

銀座トラヤ帽子店のハット

トラヤ帽子店のハット

銀座トラヤ帽子店は、大正時代から続く銀座の老舗帽子販売店です。

100年以上歴史のあるトラヤ帽子店は、国内外問わず人気を集めています。

トラヤ帽子店はイタリアの高級ブランド、ボルサリーノを始め数多くの海外ブランドの帽子を販売していますが、中には独自ブランドも展開しており、比較的リーズナブルな価格で高級感のあるハットが楽しめます。

販売店ということもあり、利用者の要望に沿ったアイテムを展開しているので、好みのデザインのものを探してみてください。

価格は安いもので8,000円程度からですが、2万円台の商品が多くなっています。

THE NORTH FACEのニット帽

North Faceのニット帽

THE NORTH FACEは、日本国内でも知名度の高いアウトドアウェアのブランドです。
THE NORTH FACEのおすすめはニット帽で、手頃な価格でシンプルなデザインが魅力です。

ニット帽は無地のドームタイプに、THE NORCE FACEのロゴが入ったものが多く、合わせやすいものが多くなっています。
カラーバリエーションも豊富で、黒やグレー、ベージュといった鉄板カラーはひと通り揃っています。

ニット帽の購入で迷ったら、とりあえず候補に入れられるブランドです。

3,000円台からと、手に取りやすい価格を実現しているのも嬉しいポイントです。

THE NORTH FACE公式オンラインショップ

帽子は大人の男性の魅力を引き立ててくれるアイテム

ファッションに合った帽子は、40代男性の魅力を引き立ててくれるアイテムです。

ぜひいつものコーディネートに取り入れてみてください。
帽子は種類に応じて、適した着用場面がありますので、TPOには注意して選んでください。

シーンに合わせて複数持っておくのもおすすめです。
帽子を取り扱っているブランドは多いので、お気に入りのメーカーを探して見るのも楽しいですよ。

ブランド選びで迷った場合は、今回紹介したラインナップも参考にしてみてください。

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