お見合いや婚活の場で悩むのが、当日の服装です。
仕事帰りであればスーツでOKなのですが、休日の婚活では服装に迷う方も多いのではないでしょうか。
とくに、スーツでは固すぎる場面でのイベントであればなおさらです。
そこで、この記事では婚活のカジュアルファッションでどんな格好をすればよいのかを考えていきます。
婚活やお見合いを控え、服装に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
お見合い・婚活パーティーの基本はビジネスカジュアル
結論からいってしまうと、お見合いや婚活パーティーではビジネスカジュアルを基本として服装を組み立てていきます。
具体的にどのような恰好がよいのか、解説していきます。
テーラードジャケット+チノパン・スラックスが基本
お見合いや婚活パーティーでは、アウターはテーラードジャケット、ボトムスはチノパンかスラックスという、いわゆるジャケパンスタイルをベースとします。
「スーツとほとんど変わらないのでは?」と感じるかもしれませんが、テーラードジャケットはスーツと違い、専用のパンツと組になっているわけではありません。
単体での着用を前提としてデザインされているため、スーツよりカジュアルな装いとなります。
また、ジャケットと異なる色のパンツを選ぶことで、上品さを残しつつカジュアルダウンできます。
インナーは襟付きシャツかTシャツ
ジャケットのインナーは、ワイシャツなど襟付きシャツがおすすめです。
白のワイシャツと黒のジャケットを合わせると仕事着に見える場合もあるため、グレーやネイビーなどに変更するとカジュアルダウンできます。
シャツも、必要に応じてファッショナブルなボタンダウンシャツやバンドカラーシャツなどにすることで、おしゃれにビジネス感を軽減できます。
なお、ワンランクカジュアルな場ではTシャツもOKですが、屋内のイベントでは一枚で着るのは避けましょう。
靴は革靴を着用
屋内のお見合いやイベントでは、靴は革靴を選んでください。
革靴には外羽根と内羽根があり、婚活のカジュアルファッションでおすすめなのはブラウンの外羽根です。
黒よりカジュアルに履けて、どのような服装にも合わせやすい万能選手といえます。
一方、黒の内羽根靴はフォーマルさが強く出るアイテムです。
とくに黒内羽根のストレートチップはビジネスシーンや冠婚葬祭の定番ですので、婚活やお見合いでは「仕事感」が強すぎ、おすすめできません。
黒の内羽根ストレートチップ
革靴はつま先のデザインが豊富で、以下のようなものがあります。
プレーントゥ
ウィングチップ
Uチップ
好みのものを探すのも楽しいですよ。
バスツアーなどアクティブな婚活イベントはカジュアルなものを
ここまで、婚活やお見合いではビジネスカジュアルをベースとする、と説明しました。
しかし、屋外イベントなどアクティブな場面の婚活では、動きやすさを重視して、ワンランクカジュアルな装いが適しています。
この場合、どのような服装が相応しいのでしょうか。
靴はきれいめのスニーカーが最適
靴はきれいめデザインのスニーカーがおすすめです。
具体的には、模様のあまり入っていないか、無地のデザインのものが適しています。
おすすめは白スニーカーですが、革製のレザースニーカーも良いでしょう。
一方、スニーカーでも配色がカラフルなものはNGです。
また、スポーツイベントでもない限り、ランニングシューズによく見られるハイテクスニーカーも避けるようにしましょう。
パンツはチノパンかきれいめのジーンズ
会場が屋外の場合、動きやすさを重視し、パンツはチノパンかきれいめのジーンズがおすすめです。
ジーンズを履く場合、黒やネイビーなどの濃い色で、ダメージ加工のないものを選びましょう。
ダメージ加工の入ったものは、カジュアルファッションとしてはありですが、婚活の場では浮いてしまう可能性があるため控えた方が無難です。
トップスはTシャツやブルゾンもOK
トップスは、屋内では襟付きシャツが無難ですが、屋外のイベントでは、無地のTシャツの一枚での着用もOKです。
アウターも、シンプルなデザインのブルゾンなど、カジュアルなアイテムを着用できます。
ブルゾンを選ぶ際は、あまりモコモコとしたシルエットのものは避け、スマートなデザインの無地のものがおすすめです。
婚活のカジュアルファッションで避けた方がよいものは?
ここまで、婚活のカジュアルファッションでおすすめの服装を紹介してきましたが、逆に避けた方が良いものもあります。
具体例を紹介しましょう。
腕時計以外のアクセサリー
男性の場合、基本的に腕時計以外のアクセサリーはない方が無難です。
「遊んでいそう」「軽そう」という印象を与えてしまうことがあります。
普段アクセサリーを着けているのであれば、婚活やお見合いの日は外しておきましょう。
一方、大人の身だしなみとして腕時計は必須アイテムです。
バンドがシルバーのアナログタイプが最適で、高級すぎないブランドのものがおすすめです。
ハーフパンツ
夏場は涼しい恰好をしたくなりますが、異性の目を意識した場ではハーフパンツはご法度です。
丈は一番短い場合でもくるぶしが見える程度に抑えましょう。
アウトドアイベントなど、体を動かす場合でもこれは変わりません。
シンプルにコーディネートが難しく虫取り少年スタイルになりやすいうえ、露出が多い恰好は相手への失礼にあたります。
足元を涼しくしたいのであれば、夏用の薄手のパンツを選ぶことをおすすめします。
柄が目立つアイテム
柄が目立つアイテムを採用すると、コーディネートの難度が急上昇するためこちらもあまりおすすめできません。
たとえば、チェックのネルシャツを着てオタクファッションになってしまう場合などが典型的です。
柄を取り入れること自体は良いのですが、目立たず、よく見ると分かる程度に留めておきましょう。
柄の色が生地の色に近く、かつ模様が細かいと悪目立ちせず、適度なアクセントになります。
たとえば、ブルーの生地にワンランク濃い色でストライプが入っているシャツなどが代表的です。
TPOに合わせた服装を意識して
婚活やお見合いの服装はビジネスカジュアルが基本となりますが、必ずしもジャケット着用の革靴スタイルでなくとも構いません。
アウトドアなイベントではカジュアルダウンした方が相応しい場合も多いため、TPOに合わせた服装を意識してください。
婚活パーティーなどで服装が分からない場合、運営元に過去の参加者の服装を問い合わせてみるのも良いでしょう。
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