男性の日々の髭剃りに欠かせないのがシェービングクリーム。
T字カミソリを使用している方であれば、多くの男性が使用しているかと思います。
ただ「シェービングクリームなんてどれも一緒」「とりあえず安いものを選んでいる」という方も多いのが現状。
シェービングクリームは商品によって使い心地が大きく異なるため、自分に合ったものを選ぶのがベストです。
そこで、この記事でシェービングクリームの種類と選び方を解説します。
日々の髭剃りでちょっとしたストレスを抱えている方は、朝のメンテナンスが快適になるかもしれません。
ぜひチェックしてみてください。
シェービングクリームの3つの種類
シェービングクリームは三つの種類があり、それぞれ得意なことや使用感が異なります。
自分にあったシェービングクリーム選びの第一歩として、まずは種類とそれぞれの特徴を見てみましょう。
フォームタイプ
シェービングクリームとして最も知名度があるのがフォームタイプです。
微細なムースのような泡が肌をおおってくれるため、カミソリの摩擦から肌を保護するのに優れています。
カミソリの刺激を軽減するメリットがある一方、塗ると髭の形が分からなくなるというデメリットも。
全て剃ってしまう方なら問題ありませんが、髭を整えてデザインしたい方は、使用に少々工夫が必要です。
ジェルタイプ
ジェルタイプは、その名のとおり透明なジェル状のシェービングクリームです。
ジェルが髭の中まで浸透し柔らかくしてくれるという特徴があり、深剃りがしやすくなります。
フォームと比べて髭の視認性が高いため、剃り残しの発見や髭のデザインにも適しています。
ジェルフォームタイプ
ジェルフォームタイプは、出してすぐはジェル、塗っていくうちに泡になっていくシェービングクリームです。
ジェルとフォームの中間のような特徴を持つ商品といえます。
剃っているときの使用感はフォームタイプに近いですが、髭に浸透して剃りやすくなるというジェルタイプの性質も備えています。
近年人気が出てきているタイプのシェービングクリームで、全剃り派であればジェルフォームタイプから始めるのもおすすめです。
シェービングクリームの選び方
実際にお店や通販でシェービングクリームを選ぶ際、何を基準にすればよいのでしょうか。
商品選びの基準や注意点を紹介していきます。
髭が硬い方はジェルタイプがおすすめ
剛毛タイプの髭の方は、ジェルタイプかジェルフォームタイプがおすすめです。
髭の奥まで柔らかくしてくれる商品が充実しており、硬い髭も深剃りできます。
髭の剃り残しが気になる方も、塗ったあとも透明なままのジェルタイプが適しています。
敏感肌の男性はフォームタイプがおすすめ
カミソリの刺激で肌が荒れる、髭剃りのあとに赤くなるなど、敏感肌の方はフォームタイプがおすすめです。
細かい泡がカミソリの刃から肌をガードしてくれるため、摩擦によるダメージを軽減できます。
また、髭の生えている面積が広く、どこまで剃ったか分からなくなるという方も、フォームタイプがぴったりです。
剃ったあとがはっきりわかるため、剃り残しや剃りすぎを防げます。
整肌成分・保湿成分も重視する
シェービングクリームには、髭剃り後の肌をケアしてくれる整肌成分や保湿成分が配合されている商品も多いです。
髭剃りを行なうとカミソリの刃で肌を守るバリアを除去してしまうことから、乾燥などトラブルの原因となりがち。
髭剃り後にヒリヒリするのも、毎日のことだとストレスになってしまいます。
肌トラブルの対策のため、シェービングクリームの中には保湿成分や消炎効果のある成分を配合しているものがあります。
こういった点も基準の一つとして商品を選んでみてください。
カミソリのメンテナンスも忘れずに
基本的なことですが、カミソリのメンテナンスはしっかりと行いましょう。
錆びて切れ味を損なった刃で髭を剃ると仕上がりがざらざらしますし、肌にキズをつけることもあります。
髭剃りに使用したカミソリは、流水で流して付着した髭や汚れを落としてください。
洗ったあとは自然乾燥でOKです。
また、カミソリの刃は各メーカーが推奨している適切な期間で替刃に交換しましょう。
メンテナンスをしっかりすれば、カミソリの状態を良好に保ち、気持ち良い剃り心地を維持できます。
おすすめシェービングクリーム4選
具体的に、シェービングクリームのおすすめ商品を4点紹介していきます。全て市販品ですので、シェービングクリームを選ぶ際の参考にしてください。
Schick(シック) ハイドロ シェービングフォーム
Schick(シック) ハイドロ シェービングフォームは、立てて使えるポンプタイプのシェービングフォームです。
洗面所に設置しておけば、置いたまま片手で使用できます。
この商品はもっちりとした濃密な泡が特徴です。
泡自体の伸びもよく、使い心地に優れるという点でユーザーから高評価を得ています。
保湿成分としてヒアルロン酸を配合しており、フォームを落とした後の肌もしっとりと仕上がりますよ。
肌の乾燥が気になる方に特におすすめです。
サクセス薬用シェービングフォーム
サクセス薬用シェービングフォームは、抗炎症成分を配合したシェービングフォームです。
髭剃りで赤くなりやすい人や、日々カミソリ負けで痛い思いをしている人に適しています。
こちらも泡で出てくるタイプの商品で、しっかりとした泡で肌を守りながら髭を剃ることが可能です。
逆剃りしてもしっかりと深剃りができるため、ヒゲはつるつるにしてから一日を始めたい方の選択肢に入るでしょう。
肌に優しいフォームタイプの商品が欲しい場合は検討してみてはいかがでしょうか。
ギャツビー ひきしめシェービングジェル
ギャツビー ひきしめシェービングジェルは、深剃りのしやすさに定評のあるシェービングジェルです。
ジェルが髭の根本にまでしっかりと浸透して柔らかくしてくれるため、剛毛の髭もするすると剃ることができます。
シトラスの香りと冷感成分であるメントールを配合しているため、剃り終わりがさっぱりしているのも嬉しいポイントです。
一方、使用後にスース―するのが苦手な方は避けた方が良いかもしれません。
フェザー プレシェーブジェル 軟化
フェザー プレシェーブジェル 軟化は、肌の保護と保湿に優れたジェルタイプの商品です。
整肌成分としてコエンザイムQ10を配合しており、髭剃りと同時に肌のケアが可能です。
シェービングジェルとしての髭の軟化機能もしっかりと備えており、剛毛の方でも安心して使用できます。
また、香料を使用していないため、シェービングクリームの独特な匂いが苦手な場合もおすすめできる商品です。
使用感の良さや品質の高さから、業務用のシェービングクリームとしても販売されています。
理容室など髭剃りのプロも認める一品です。
肌と髭のタイプから適した商品を選ぶ
シェービングフォームを選ぶ第一の基準となるのは、自分の肌と髭のタイプです。
敏感肌やカミソリ負けしやすい方であれば、肌の保護が得意なフォームタイプがおすすめ。
一方、剛毛の持ち主には髭を柔らかくして剃りやすくしてくれるジェルタイプが適しているでしょう。
剛毛で敏感肌という方もいるかと思いますので、その場合はジェルとフォームの性質を併せ持ったジェルフォームタイプが検討できます。
まずは自分の髭と肌の特性を理解し、そのうえで最も適した商品はどれなのか考えてみましょう。
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