恋愛コラムニストのジェットです。
まず始めに言っておきますが、私は既婚者の恋愛、いわゆる婚外恋愛について肯定的です。
恋愛というのは人生において思春期以降、重大な楽しみの一つですから男性も女性も、結婚してその楽しみをなくすのはあまりにももったいないと思ってしまいます。
特に昨今は超少子化の社会ですから、20代とかで結婚して恋愛市場から退場されてしまうと男性はもちろん女性にとっても面白くはないですよね。
しかし私がなんと言おう結婚している以上、浮気を咎めないパートナーは通常いないでしょう。
また、不倫に対する世間の目は厳しく、婚外恋愛は現状で「バレてはならない恋愛」であることは間違いありません。
本ページでは、不倫願望、浮気願望がある男女の方に向けて、
「既婚者がマッチングアプリを利用するリスクとそれに対する対策」
をまとめます。
一般的なマッチングアプリは既婚者の利用は禁止されている
まず大前提として、
- ペアーズ
- with
- タップル
- omiai
- マッチドットコム
- マリッシュ
- Dine
など、大多数のマッチングアプリは既婚者の利用を禁止しています。
これらは婚活目的で利用しているユーザーも多いため、利用規約で既婚者は使ってはいけないということになっています。
アプリの利用規約をチェックする
上述した通りペアーズは利用規約で既婚者は使ってはいけないことになっています。
そのためfacebookの認証が必要なペアーズは、facebookの交際ステータスを「既婚」にすると登録が出来ません。
実際利用規約にも、
日本在住の18歳以上(高校生は除く)で、交際相手がいない方、独身の方(現在離婚している方も含む)のみが、日本国内において利用可能な婚活をサポートするサービスです。
利用規約 第6条より抜粋:https://pairs.lv/static/termsofservice
という記載があります。
マリッシュの利用規約には以下のような記載があります。
1.18歳以上(高校生は除く)で、独身(現在離婚している方も含む)のみが利用可能なサービスとなります。年齢及び独身の判断は、弊社が会員登録時に登録された生年月日、本人の自己申告、弊社の指定する公的証明書等を元に合理的な範囲で行うものであり、全ての本サービスの利用者が常時18歳以上かつ独身であることを弊社が保証するものではありません。
マリッシュの利用規約より抜粋:https://marrish.com/auth/userpolicy
2.登録後に違反が発見された場合、弊社は、利用者を強制退会させることができるものとします。
登録時に独身証明書などの提出が必要なわけではないため、実際には既婚者でも登録できてしまうわけですが、利用規約で禁止されている以上、何らかの理由で既婚が疑われた場合、アカウント削除の対象となります。
マリッシュの利用規約を要約すると、「独身であることや18歳以上であることは保証できないが、違反が発見された場合は強制的に退会させることができる」ということとなります。
既婚を隠して使えばバレないケースは多い
ペアーズのようなアプリは独身かどうか確認していないため、既婚者でも簡単に登録することができ、実際に多くの既婚者が紛れ込んでいるのが現状です。
日本には「独身証明書」という公的機関が発行する書類があるのですが、マッチングアプリの運営側としてはそれの提出を求めて確認する労力と、既婚者ユーザーの売上がなくなることを考えると、そこまでやるメリットはないという判断なのか、現状独身証明書の提出を必須とする(俗にいう)マッチングアプリはありません。
そのため、運営側に既婚者であることがバレるケースは、相手からの通報のみとなりますが、長年アプリを利用していてそういった疑いを掛けられたことがないので、割合的に言えばかなり稀なケースだと思います。
既婚者禁止アプリでは相手にも隠すことが前提となる
上述した通り、マッチングアプリの運営に既婚がバレるケースは原則「通報によるもの」に限られるため、必然的にお相手の女性(または男性)には既婚を開示せず付き合っていくことが基本となります。
アプリを辞めるタイミングであれば(アプリ運営側を)気にせず「実は結婚しています」と開示しても良いと思いますが、スタート時点では未婚の設定となっているわけですから、男性でも女性でも言いづらい部分はありますよね。
家族にバレないようにアプリで婚外恋愛をする方法
ここからはアプリの運営ではなく、家族にバレないようにはどうするべきか?
という方面について解説します。
ポイントは以下の3つ。
- 最も危険なスマホバレに注意する
- 極端に行動を変えないように注意する
- 疑われなければバレることはほとんどない
浮気バレは大半がスマホから
スマホによって簡単に出会い、婚外恋愛ができるようになりましたが、便利な道具は時として凶器に変貌することがあります。
想像することは難しくないと思いますが、「浮気バレ」の大半はスマホが起因となっています。
浮気確定までのルートはおおよそ以下の通り。
もしかしたら浮気している。ちょっと怪しい・・・最近なんか変な気がする
疑いから確信へ。ただ確信はしているけど証拠がなく、万に一つ違う可能性を残している
確実な証拠があり、言い逃れができない状態。これは辛いですね・・・
このうち1~3のどれも該当する可能性があるのがスマホ、携帯電話です。
例えば街中で一緒にいるのを見かけた、という場合、「怪しい」「もしかして」止まりで大半が済みます。しかしスマホの場合、内容によっては(当人にとって)確たる証拠となってしまうケースが多々あります。
一緒に寝ている場面に居合わせることはめったにありませんが、それを確実に連想させるLINEなどのやり取りを見られることは多々あります。
そのため絶対にスマホを見られるという事態になってはいけません。実はこれを防ぐだけで浮気バレは8割起こらなくなります。
極端に行動を変えないように注意しよう
特にこれまで浮気、不倫を一切して来なかった人は、それを始めることで行動が明確に変わりやすいです。
例えば、
- スマホを見る時間が極端に増えた
- これまで気を遣ってなかったのに急にオシャレし始めた
- 普段出かけない時間帯に出かけるようになった
- 電話が多くなった
など、一緒に住んでいてこれらの変化に気づかない人(特に女性)はいません。
ただ、スマホを見ないとメッセージの返信は出来ませんし、新しい女性(または男性)と会うのにオシャレに気を遣わないわけにもいきません。
なのでそれに備えて、
- 日頃からスマホゲームなどをして日常的にスマホを使う
- 自己啓発などを理由に日頃からオシャレして見た目に気を遣う
- ジムなど趣味を持ってできる限り一人で出掛ける
といったことを意識して行うことが重要です。
浮気をしていない状態であれば、露骨に行動が変化しても浮気がバレて困るということには100%なり得ません。
疑われなければバレることはほとんどない
上述した浮気確定までのルートの通り、浮気発覚の前に必ず「疑い」があります。
逆に言えば「疑心」がなければ浮気がバレることはほとんどありません。
ただ、家に連れ込むと結構バレます・・・
女性は見ていないようで細かいところまで見ていますし、不自然な髪の毛があれば確実に「疑い」に繋がります。
浮気相手には既婚であることをバラすかバラさないか
既婚者の恋愛の選択として、
「浮気相手に既婚であることをバラすかバラさないか」
というものもあります。
これに関して、倫理観的な視点で見ると、
「既婚を隠して別の人と恋愛するのはダメでしょう」
と言われそうですが、しかし実は法律的な観点から見ると既婚を開示することで生じる「慰謝料リスク」の方が大きいです。
浮気相手に既婚を開示するメリット
まずは浮気相手に既婚を開示してスタートする場合のメリットを上げてみます。
- 既婚であることがわかっているので融通が効く
- そのため妻(または夫)に比較的バレにくい
- 妻(または夫)にバレた際に、少なくとも浮気相手とのトラブルは小さく済む可能性が高い
3つ目を少し補足すると、単純に「結婚している」「バレたら困る」ということを伝えている関係であれば、最悪妻(または夫)にバレても、浮気相手のダメージは比較的小さく済むということです。
浮気相手に既婚を開示するデメリット
次に開示する場合のデメリットです。
- そもそも男性の場合相手が見つかりにくい(既婚者OKとする女性は全体的に少ない)
- 上述したような既婚者禁止のアプリが使えない
- 妻(または夫)が浮気相手に慰謝料を請求することができる
3つ目についてですが、既婚を開示することで、浮気相手がパートナーから慰謝料を請求されてしまうケースがあります。これは開示しない場合、つまり既婚を隠していれば起こり得ない事態で、浮気相手に既婚を開示する最大のデメリットであるといえます。
交際相手が既婚者であることを知らず、かつ、既婚者でないと信じたことに不注意(過失)がなかった場合には、不倫・不貞慰謝料を支払う義務は発生しません。慰謝料請求の根拠となる民法709条・710条では、不倫・不貞慰謝料の請求が認められるためには、相手方に故意・過失があることが必要とされているためです。
弁護士法人さくら北総法律事務所より抜粋
浮気相手に既婚を隠す場合のメリット
次に浮気相手に既婚を隠した場合のメリットを挙げます。
- 定番マッチングアプリやパーティーなど出会いの幅が広がる
- 妻(または夫)が浮気相手に慰謝料を請求されることはない
特に一つ目の「出会いの幅が広がる」というのは大きいメリットであると言えます。ただし40歳以上の男性の場合、未婚であってもマッチングアプリで出会うのは簡単ではなくなるため、年齢層によっては大きなメリットとは言えないかもしれません。
また、相手の女性に既婚者であることを隠していれば、少なくとも浮気相手の女性に慰謝料が請求されるリスクは極めて小さくなります。
浮気相手に既婚を隠す場合のデメリット
最後に浮気相手に既婚を隠す場合のデメリットを挙げてみましょう。
- 浮気相手は家庭があることを知らないので家族にバレるリスクが高くなる
- 事情が考慮されないので、浮気相手に既婚がバレる可能性は高い
- 家族と浮気相手どちらにも隠さないといけないので疲弊する
- 浮気相手に結婚願望があり、長期戦になった後でバレると浮気相手から慰謝料を請求されるリスクが生まれる
このうち4つ目の「慰謝料(貞操権の侵害による慰謝料)」に関してですが、これは実際のところよほどのケースを除いて慰謝料が発生する事態にならないのではないかと思います。
離婚弁護士ナビによると「貞操権の侵害で相手に慰謝料を請求できないケース」として、
「結婚の話をされていない」
を挙げているくらいですから、結婚するする詐欺でもしない限り実際に慰謝料が発生するケースは少ないでしょう。そもそも「言った」「言わない」という問題もあり、相手方の両親に挨拶に行ったりでもしなければ「貞操権の侵害」が認められるのは難しいと思います。
詳しくは弁護士関連サイトの記事などをご一読ください。
貞操権とは?|貞操権の侵害に該当する行為と慰謝料請求が可能なケース|離婚弁護士ナビ
ただそれを抜きにしても、既婚を隠して婚外恋愛するデメリットは多いですね。
実際のところ、別居でもしていない限り婚外恋愛は相手に開示した方が良いというか、その方が現実的なように思います。
既婚者に適したマッチングサイトの利用がおすすめ
これまで解説してきた通り、婚外恋愛は既婚を隠してマッチングアプリを利用するのはデメリットが多いです。
そのため、始めから既婚者であることを前提とした既婚者向けのマッチングアプリ、マッチングサイトがおすすめです。
既婚者同士の出会いを前提としているサイトは既婚者向けに特化したサービスのため、プロフィールの非公開(相手に検索されない)や、画像のぼかし機能など、身バレを防ぐ機能が充実しています。
私自身、実際に利用してみたマッチングサイト、Healmateは、
- 「真剣なお付き合いをしたい」など恋愛要素が強め
- アプリではなくウェブサイトなので通知やスマホ画面でバレる心配がない
- 標準で写真のぼかし機能がついていて、利用者のほとんどが顔出しされていない
- 気軽に雑談、相談ができる掲示板が結構活用されている
- 年齢層がやや高めなので40代以上の男性もマッチングしやすい
- 業者アカウントがほとんどいない(※2023年2月時点)
- 後発のため、料金がやや安くキャンペーンがある(※女性は無料)
という特徴があり、既婚者の婚外恋愛に最適です。
既婚者向けマッチングサイト Healmateの料金とプラン
Healmateの料金やプランをまとめます。
男性は決して安いとは言えませんが、比較的安全に婚外パートナーを見つけるツールとしておすすめできます。
スタンダードプラン | 12ヶ月プラン:3,800円 6ヶ月プラン:5,800円 3ヶ月ブラン:7,800円 1ヶ月プラン:9,800円 ※女性は無料 |
プレミアムプラン ・おすすめ会員メール配信 ・メッセージ付きいいね ・相手のログイン状況確認 ・メッセージの既読確認 ・メッセージ取り消し機能 | 男性: 12ヶ月プラン:5,800円 6ヶ月プラン:7,800円 3ヶ月ブラン:9,800円 1ヶ月プラン:11,800円 女性: 12ヶ月プラン:480円 6ヶ月プラン:680円 3ヶ月ブラン:980円 1ヶ月プラン:1,380円 |
※女性は基本的に無料で使えますが、男性はスタンダードプランに加入しないとメッセージのやり取りなどが行えません。
実は半数以上の人が不倫を経験している
一般社団法人日本家族計画協会家族計画研究センターが調査した資料によると、
- 男性:67.9%
- 女性:46.3%
の人が不倫経験をしたことがあると回答しているようです。
男性に至っては7割近い人が不倫経験をし、女性も20~30代に限っては半数以上、不倫経験があるようです。
不倫は世間に激しくバッシングされていますが、若い世代の既婚者に限って言えば、
「不倫していない人の方が少数派ですよ?」
という感じのようですね。
良いことなのか悪いことなのかはせておき、人生楽しんでいる人は実は多いんですね。
- アプリではなくウェブサイトなので通知やスマホ画面でバレる心配がない
- 標準で写真のぼかし機能がついていて、利用者のほとんどが顔出しされていない
- 気軽に雑談、相談ができる掲示板が結構活用されている
- 年齢層がやや高めなので40代以上の男性もマッチングしやすい
- 業者アカウントがほとんどいない
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