既婚者同士がマッチングアプリで出会う婚外恋愛とは?メリットとデメリットを優しく解説します

恋愛の形、夫婦の形はカップルの数だけ種類があります。
そのなかで、近年市民権を得てきた言葉の一つが「婚外恋愛」です。

婚外恋愛とは、簡単にいうと配偶者とは別に恋人を持つ関係の総称です。

最近は既婚者専用とするマッチングアプリやマッチングサイトが増えてきました。

この記事では、そもそも婚外恋愛とは何か、どのようなメリット・デメリットがあるのかを詳しく紹介します。

婚外恋愛のきっかけ、体験談を先に読む

目次

婚外恋愛とは、わかりやすく言えば不倫です

婚外恋愛とは、配偶者とは別に持つ恋人との恋愛のことで、わかりやすくいうと不倫のことです。

「婚外恋愛」という言葉は、もともと2002年に放送されていた同名のテレビドラマから生まれたといわれており、永作博美さんと堺雅人さんが主演を努めていました。

ストーリーは「セックスレスの夫婦が、お互い公認のもと別の相手との恋愛をし、紆余曲折の末、最後は元の鞘に収まる」というもの。

このドラマの人気から、婚外恋愛という言葉が一般化しました。

婚外恋愛のイメージ

前述のように、婚外恋愛の内容は不倫とほぼ同じです。
ただ、不倫をよりポジティブかつライトにとらえ、かつ恋愛の美しい部分にスポットを当てた言葉として使われます。

不倫を「婚外恋愛」と呼ぶのは女性が多く、婚外パートナーへの本気度が高いことも特徴です。
どこかで、不倫を美化したい気持ちを持っている、純愛であると考えている層が使用する名称なのかもしれません。

また、あくまで恋愛を目的とした関係を指すため、肉体関係だけをもとめるいわゆるセフレとも意味が異なります。
こうした意味では、広義の不倫とはニュアンスが違う言葉です。

「離婚はしない」ことが前提であることが多い

婚外恋愛では、婚外パートナーを大切に思いつつも、多くのケースで離婚はしないという付き合いが前提となります。

婚外パートナーのことを、俗に「セカンドパートナー」などと呼ぶのも、配偶者とは別れずに付き合うことが理由です。

婚外恋愛は、配偶者は配偶者として大切な居場所であり、家庭を捨てることはしないのが特徴です。

この点で婚外恋愛は、家庭での役割や配偶者としての責任から解放され、男として・女としての自分を楽しむ付き合い方といえます。

婚外恋愛でプラトニックな関係を楽しむ人も

婚外恋愛では、その多くが肉体関係を伴う一般的な恋人同士のような付き合いをしています。

その一方で、精神的な繋がりを重視しセックスをしないプラトニックな付き合いをするカップルも少数ながら存在します。

とくに、中年以降の男女の場合、体力の衰えや精力の減退からセックスは必須でないケースもあるようです。

男として・女として認められ大切にされたいという欲求から、婚外恋愛を始める人もいます。

また、配偶者への後ろめたさや、リアルな理由だとバレた場合の慰謝料請求を懸念して一線を越えない人もいます。

婚外恋愛のメリット

婚外恋愛には少なからずリスクがあるはずですが、それでも始める人がいるのはなぜでしょうか。
婚外恋愛のメリットを見てみましょう。

男として・女として見てもらえる

婚外恋愛の大きなメリットが、男として・女として見てもらえ、自信を取り戻せることです。

既婚者のなかには、付き合いが長くなりすぎてもはや配偶者が「家族」とカテゴライズされてしまい、異性として見られないという人も少なくありません。

配偶者に拒否されてセックスレスに陥っているケースでは、自尊心を傷つけられ満たされない気持ちを抱えている人もいます。

婚外パートナーがいると、配偶者では満たされない体と心を満たしてくれるため、精神の安定につながることも多いようです。

また、俗説ですが恋をすることにより男女ともに美しくなり、はつらつとした自分を取り戻せることもあります。

満たされるので充実しやすい

心身ともに満たされストレスが溜まりにくくなることから、日常生活が充実してくるという人もいます。
たとえば、仕事に対する活力が湧き、家庭でも職場でもイライラしにくくなるといった効果が出ることもあるようです。

ときには、婚外恋愛によって心に余裕ができることで、家族に寛容になり家庭環境が改善したという体験もありました。

未婚では得られない背徳感

配偶者に黙って婚外恋愛をする場合、普通の恋愛では得られない背徳感を感じます。

普通に交際するよりもドキドキし、興奮につながるため、より婚外パートナーとの関係に快感を得るようになるのです。

なかには、のめり込みすぎて癖になり、抜け出せなくなってしまう人もいます。

婚外恋愛のデメリット

パートナーに黙って婚外恋愛を行う場合、当然ながらさまざまなデメリットがあります。
恋愛そのものも、思うようにいかないことが多いです。

お互いバレないようにするため制限がある

婚外恋愛は、一部の例外を除き、バレないように関係を続けなければなりません。
そのため、交際中はさまざまな制限が発生します。

たとえば、パートナーに不審がられることのないよう、頻繁に遠出はできません。
出張といってごまかすにも限界があるためです。

仕事や家族を優先していると共有できる時間も短くなります。

普通のカップルのように、気軽に旅行するのは難しいです。
単身赴任先の現地妻/夫でもない限り、同棲などはまず不可能といって良いでしょう。

また、プレゼントを贈る際も、内容に気をつけなければなりません。

アクセサリーなど親密な関係を示唆するものは贈りにくいですし、そのほかに相手の趣味ではない贈り物もバレやすいといえます。

特に女性は配偶者の細かな変化にも気付きやすいです。

婚外恋愛がバレたときのリスク

婚外恋愛は不倫と同じですので、婚外パートナーの配偶者にバレた場合は当然ながらペナルティを負わされることはあります。

代表的なのは不倫に対する慰謝料で、配偶者の意向によっては自分もパートナーも慰謝料を請求される恐れがあります。

また、相手の配偶者に露見すると、自分の配偶者にも飛び火してバレてしまう場合もあるでしょう。

離婚騒動に発展する、家庭が崩壊するといったリスクは無視できません。

最悪のケースでは、婚外恋愛によってパートナーと子供を失い、慰謝料の支払いで貯金も失うなど、それまで積み上げてきたものをすべて失うこともあります。

長く続かないケースも多く別れは辛い

婚外恋愛は、通常の恋愛とは違って結婚など分かりやすいゴールはありません。
そのためいつかは別れることも多く、失う辛さは大きいといえます。

例えば、引っ越しなどの環境の変化や、配偶者の転勤についていく場合など、家庭を優先する限りは外部的な影響で別れが来ることも多いです。

そもそも、配偶者がいるにも関わらず婚外恋愛に手を出す相手なので、他の相手に目移りして別れを告げられる可能性も大きいでしょう。

当然ながら長く付き合った相手との別れは辛く、終わりが来る可能性も高いため、割り切って恋愛を楽しめない人には向かないかもしれません。

メリットもあるが不倫と同じくリスクも大きい付き合い方

婚外恋愛はほぼ不倫と同じですが、家庭の外の恋愛をポジティブに言い換えた言葉です。
同義に反する交際関係ですが、その一方で専用のサービスが生まれるほど、社会的に浸透しています。

婚外恋愛は配偶者との関係だけでは満たされない人にとって、心のよりどころになることも多いですが、一方で不倫と同じくリスクも大きい付き合い方です。

最悪の場合、家族も財産もすべて失う可能性があります。
家庭と両立する自信がなく、家族を失うことを恐れるのであれば、手を出さないほうが懸命といえるでしょう。

とはいえ、近年の離婚する件数は年間およそ18万件で、婚姻届を提出した結婚件数のおよそ3分の1ほどとなっています。

離婚理由はどのデータを見ても、

  1. 性格の不一致
  2. 金銭的問題
  3. 異性関係
  4. 精神的、身体的虐待

となっており、これは実は(異性関係を除いて)婚外恋愛を始めるきっかけにつながるものでもあります。

それぞれ事情、実情は多岐に渡りますが、実際のところ、性格の不一致や金銭的問題、精神的な苦痛から逃れるために「離婚する」か「婚外恋愛に走る」を迫られている人が多のかもしれません。

婚外恋愛の体験談

筆者(アラサー男性)自身、婚外恋愛の経験があり、簡単にですが体験談を書きたいと思います。

また、筆者が出会った既婚女性に婚外恋愛について話を聞く機会があったのでそれもまとめていきます。

婚外恋愛のきっかけは忘年会

筆者自身、それほど出会いの多い生活をしていたわけではないですが、仕事関連の集まりで開催された忘年会で、その女性と出会いました。

その頃ですが、妻とは仲が悪くなって数ヶ月くらいというタイミングでしたが、別に他の女性と恋愛がしたいという気持ちはありませんでした。

しかしたまたま出会った女性とはどこか気が合って、始めからお互い好意的に感じていました。

その女性は未婚の方でしたが、私が既婚者であることは事前に伝えていました。

その後、すぐに二人で会うということはありませんでしたが、新年会でも顔を合わすことになり、大人の関係になることは時間の問題でした。

そのまま数年間、付き合うことになりましたが、彼女が未婚ということもあり、葛藤もありましたが最終的にはお別れしました。結構悲しい思い出です・・・

夫の浮気がきっかけでマッチングサイトの利用を開始した婚外恋愛女子

2つ目の体験談は、夫の浮気がきっかけで婚外恋愛を始めた女性の話です。

夫は元々家庭に協力的な方ではなく、また男女の関係も終わっていたような関係だったので、以前から不満はあったようです。

そんな中、たまたま見知らぬ女性とツーショットで写っている写真をFacebookでたまたま見つけてしまいました。Facebookは本人が投稿していなくても、タグ付けなどで友達にシェアされてしまうので怖いですね(笑)

ただでさえ不満を抱えている状態で、更に浮気までされていることを知った彼女は、速攻でマッチングサイトをインストールしたようです。

詳しくは後述しますが、ペアーズなどのマッチングアプリは既婚者は禁止されているので、既婚者の利用が禁止されていない既婚者専用のマッチングサイトを利用し始めたそうです。

こういった出会い系サイトは女性は利用が無料で選び放題ですから、羨ましい限り・・・

既婚者同士の恋愛は長続きしづらいですが、適度に楽しんでいるそうです。

婚外恋愛で活用されているマッチングサイト

最近ではマッチングサイトを活用して婚外恋愛をしている男女が多数います。

中には既婚者専用のものも。

ペアーズやwithなど知名度の高いマッチングアプリは婚活目的で利用されることも多いため、既婚者の利用は禁止されていますが、禁止されていないアプリやサイトは実は多数あります。

【既婚者の利用が制限されていないマッチングアプリやサイト】

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サービス名月額料金その他費用ユーザー層

ヒールメイト
男性:3,800円~
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真剣恋愛を求める女性が多い
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アフタヌーン
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VIPプランありセカンドパートナー、
真剣恋愛を求める女性が多い
30代以上が中心
既婚者向けパーティ、既婚者サークルの運営元

Tinder
無料プラン
Tinder Plus:2,694円~1,123円
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ブースト、スーパーLIKE購入老若男女問わず様々な人がいる。
外国人も多い。

PCMAX
無料ポイント制
50P:500円~
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YYC
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1ポイント=1.1円~
未婚の男女の利用者も多い。
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ワクワクメール
無料ポイント制
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未婚の男女の利用者も多い。
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プレミアムプランありセカンドパートナー、
真剣恋愛を求める女性が多い
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男性:3,980円~
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プレミアムオプションありセカンドパートナー、
真剣恋愛を求める女性が多い
30代以上が中心

マリッドサークル
男性:2,680円~
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セパ
男性:2,980円~
女性は無料
なし相談できる人、趣味友達などを探す女性が多い

詳細は下記ページでまとめているので気になる方はご一読ください。

既婚者におすすめのマッチングアプリと法律的の問題も合わせて解説します

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