既婚者が配偶者以外のセカンドパートナーを持つことが、徐々に浸透してきています。
そんななか、既婚者向けのマッチングサービスも増加しており、そのうちの一つが「Sepa(セパ)」です。
今回は、Sepaとはどのようなサービスなのか、料金プランやシステムなど、詳しい情報を紹介します。
Sepa(セパ)とは
特徴 | 既婚者限定マッチングサービス |
会員数 | 非公開(3,000人規模) |
運営会社 | 不明(SEPA運営事務局) |
年齢層 | 30代~40代が多い |
料金 | 月額2,980円から(女性無料) |
公式サイト | Sepa公式サイト |
Sepaは、既婚者男女の「異性の友達探し」を目的とするマッチングサービスです。
実態はともかく、建前上は「飲み友達」「趣味の友達」などを探すサービスとして公開されています。
会員の熱量は、恋がしたいと積極的な人から、メッセージのやりとりメインで、という人までさまざま。
大人の関係を希望してマッチングサービスを利用する人の場合、相手の利用目的を見極める必要がありそうです。
Sepa(セパ)の年齢層
Sepaの年齢層はさまざまで、20代から60代までの会員が登録しています。
女性会員の場合は30代と40代が多く、この二つの年齢層で全体の約8割を占めています。
既婚者限定のマッチングサービスなので、このあたりに偏るのは自然といえそうですね。
Sepa(セパ)の利用システム
Sepaに登録することで利用できる機能と、必要な料金について詳しく見てみましょう。
Sepa(セパ)のプランと料金
Sepaの料金は男性にのみ発生し、女性は完全無料で使えるようになっています。
無料利用での機能の制限は以下のとおりです。
表のとおり、無料プランでもある程度の機能は利用できますが、本格的に利用したいのであれば男性は課金が必須となります。
既婚者クラブなど他の既婚者向けマッチングサービスと比較すると、料金はややリーズナブルに抑えられています。
ただし、後述の会員数の少なさから、一概にコストパフォーマンスに優れているともいえない状況です。
マッチングサービスは、料金と機能を比較したうえで、自分に合っているかを選ぶことが大切ですね。
Sepa(セパ)の登録の流れ
Sepaに登録する際の流れは次のとおりです。
1.公式サイト にアクセス
2.性別を選択
3.メールアドレスを入力し、登録確認メールを送信する
4.届いたメールのURLから登録用サイトにアクセス
5.登録画面で必要事項を入力
6.入力内容を確認し登録する
その後、次の年齢確認を行うとサービスを利用できるようになります。
Sepa(セパ)の年齢・本人確認
Sepaの年齢・本人確認は、身分証のアップロードで行います。
年齢確認をしていない状態でマイページを表示すると、画像のようなメッセージが表示されます。
ここから本人確認ページに移動できます。
本人確認書類として利用できるのは「運転免許証」「健康保険証」「住民基本台帳カード」の3種です。
スマホで画像を撮影してアップロードし、運営側で確認が行われれば認証完了となります。
Sepa(セパ)の掲示板機能
Sepaには、会員が自由に投稿できる掲示板機能があります(男性は要有料登録)。
自分と同じタイミングでログインしている人にアプローチできます。
なかには、メールもほどほどに早く会いたいという人もいるため、ヒマになったタイミングでデートしたい人にはおすすめです。
ただし、後述の会員数の少なさが災いし、現状はやや出会いにくくなっています。
Sepa(セパ)の口コミ・評判
Sepaの口コミは少なく、出会えたという口コミはあまり見られません。
こちらのように、人が少ない分直近でログインしている人もあまりいないという声が散見されました。
出会えるかどうかはお相手とのタイミングに依存する部分が大きいようです
Sepa(セパ)は会員数が少ない
Sepaは、利用規約を見る限りリリースしてから5年経過しているサービスですが、会員数が少なくいま一つ出会いにくいというのが正直な感想です。
会員検索の結果から人数が分かるようになっているのですが、2023年4月現在での女性会員の人数は1,766人でした。
会員数数万人を誇るサービスもあるなかでは、致命的な少人数といわざるを得ません。
結果としてマッチングもしづらくなっています。
掲示板もリアルタイムでは使いづらい
掲示板はアクティブユーザーかどうかがひと目で分かるため、機能的にはリアルタイムで会いやすいシステムとなっています。
しかし、会員の絶対数が少ないためこちらも投稿は一日数件と活性が低く、気に入った相手は見つけにくいといえます。
地方ユーザーはとくに人数が少ない
会員の少なさが露骨に現れるのが、会員検索で地方を指定したときです。
例えば「都内」「女性」で検索した場合であれば、少ないながらも370人ほどヒットします。
しかしこれが地方の県になると、二桁の検索結果になることも珍しくありません。
試しに石川県の女性を年齢不問で検索したところ、ヒットした人数は18人でした。
地方在住でお相手を探したい場合はかなりの苦戦を強いられそうです。
Sepa(セパ)はサイトの安全性に不安アリ
Sepaについて調べていくなかで、不安を覚えたのがサイト自体の安全性です。
どのような点が問題なのか詳しく紹介しますので、登録の際に参考にしていただければと思います。
登録番号が公式サイト上で公開されていない
出会い系サイトやマッチングサービスの運営は誰でも自由にできるわけではありません。
自治体に「インターネット異性紹介事業」の届出をし、登録番号の発行を受ける必要があります。
各マッチングサービスは登録番号を掲示したうえで運営するのが一般的ですが、Sepaのサイトでは、インターネット異性紹介事業の登録番号が公開されていません。
千人規模のサービスの無登録運営を警察が見逃すとは思えませんが、利用者としては少々不安になりますね・・・。
運営会社の詳細が不明
Sepaは、運営会社や会社の連絡先を公開していません。
端的にいうと「誰が運営しているのか分からないサービス」です。
以下は、Sepaの特定商取引法に基づく表記です。
運営者は「SEPA運営事務局」であり連絡先もメールアドレスが掲載されているのみとなっています。
Webサイトのアドレスは運営会社のものではなくSepaのトップに繋がっています。
課金にあたりクレジットカードの情報なども必要となってきます。
情報漏洩のリスクなども考えると、運営者不明のサービスはかなり不安です・・・・・・。
登録時に住所の入力を要求される
Sepaが他のマッチングサービスと比べて異色なのは、登録時に詳細住所の入力が必要なことです。
通常、マッチングサービスの登録で必要な個人情報は、本人確認に利用する氏名と生年月日、電話番号程度です。
Sepaのサービスには詳細住所が必要なものは特になく、何の目的で収集しているのかは不明となります。
運営会社の身元が明らかでないこともあり、利用にあたっては不信感が拭いきれません。
現状では無料メインでのサブ利用がおすすめのサービス
Sepaの欠点は、やはり会員の絶対数が少なく、結果としてマッチングの難度が大幅に上がってしまっていることです。
競合サービスと比べて低めの料金設定にはなっていますが、安全性が不透明なこともあり、現時点であまりおすすめできません。
もし使うのであれば、無料の範囲でサブサービスとして利用し、必要になったら都度課金、というスタイルがよさそうです。
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